最高裁判所裁判官国民審査。分からなかったら棄権してください。
いよいよ衆議院選が始まります。ということは、最高裁判所裁判官の国民審査が始まります。
国民審査については、以前ここで述べました。
この制度、よくわからないという人が多いです。また誰に✖をつけていいか判断できない人が多いようです。
そのような人はぜひ、国民審査を棄権してください。
渡された投票用紙を白紙のまま投票箱に入れてしまうと、これら裁判官を信任してしまうことになります。
ですから、棄権するには、投票用紙を受け取らないか、投票用紙の誰でもいいので〇を記述してください。〇を書くと投票は無効になり、棄権したのと同じです。
人にもよりますが、衆議院選挙より、国民審査の方が重要と考えている人がたくさんいます。その人たちは、やめさせるべき裁判官を本気で吟味して、選定しています。私もそうです。実は、最高裁裁判官にふさわしくない人はけっこういるのです。
ですので、訳も分からず信任してしまうと、その人たちの邪魔をしてしまいます。
私は国民審査もしっかり参加することは国民の義務と思いますが、わからないなら、せめて棄権してください。
投票用紙を受け取らないのに抵抗のある人は、ぜひ〇や△、なんでもいいので書いて投票してください。
心からのお願いです。