「業績評価」と「能力評価」の本質的な役割を理解しよう【攻めの人事-第7話】
これまでの回では、評価基準のベースとなる役割定義や等級などについてお話をしてきましたが、今回は「評価制度」そのものに少しフォーカスしてみたいと思います。
なぜ「業績評価」と「能力評価」の二つが必要か?
人事評価は基本的に、業績評価と能力(&行動)評価の二つの視点で行われます。
業績評価は例えば、目標に対する達成度や、担当職務における職責満足度などで評価します。
能力評価は、ある程度汎用的なビジネススキルや、その業務で成果を得るために求められる行動を評価します。
また勤務態度などの情意評価も含みます。
中身の違いはあれど、ほとんどの企業がこの二つの視点で評価をされていると思いますので、そんなの当たり前の話では無いかと感じられるかもしれません。
ただ、これら業績評価と能力評価それぞれがもつ意味合いや役割が正しく理解されていない、あるいは各評価結果が人事マネジメントにしっかり活かされていないケースが良くあると感じております。
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