9ボックス - 合理的で効果的な人事評価と処遇管理の為に【攻めの人事-第10話】
攻めの人事も第10話となりましたが、今回は処遇管理でしばしば使用される、9ボックス(9ブロックとも言う)をご紹介します。
第7話、『「業績評価」と「能力評価」の本質的な役割を理解しよう』 で、
昇進・昇格対象者の検討には「卒業」要件基準と「入学」要件基準の両方を見に行く、というお話をしました。
9ボックスを用いて自社の社員を評価・処遇検討してみると、この卒業要件と入学要件の意味合いがより理解し易くなります。
9ボックスを用いた処遇管理
9ボックスはアメリカのゼネラル・エレクトリック社により考案された管理手法です。
以下の図の様に業績の軸とポテンシャルの軸を取り、9つのセグメントで社員を分類します。
業績は卒業要件、コンピテンシーにより測るポテンシャルは入学要件と考えることが出来ます。
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