青空自主保育の日誌_2012年4月~2013年3月
こんにちは。鎌倉の青空自主保育なかよし会です。
ホームページに掲載していた過去の保育日誌を記録として残していきたいと思います。
2012年4月~2013年3月
2012.04.23 小さい組 新年度スタート
さぁ のはらへいこう鎌倉の自然で過ごせる幸せと、仲間と過ごせる喜びに感謝して春風がよんでいる さぁのはらへいこう
泥だんごにも春化粧
2012.4.24 大きい組 新年度スタート
新しい仲間が加わり、新年度がスタートしました。どんな一年になるのでしょうか。ゆっくり見守ってゆきたいです。
春の収穫
皆で収穫した竹の子は、竹の子おにぎりや煮つけにしていただきました。
2012.06.05 日誌より(小さい組)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。4月から5月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります4月13日涙を流しながら母を求め歩き続ける子どもたちの姿に胸が熱くなる。広場に到着し、クロコウチさんのライゲンが始まると、ふわっと空気がかわり、子どもたちは安堵の表情。お弁当を食べ、元気100倍。帰り道、ゲンはなんだが楽しくなってきたようで、キラキラした目で道ばたの草花や虫たちと戯れている。(セイコ)
2012.06.06 日誌より(大きい組)
4月19日行きたくないとずっと泣いているタッペイに、余裕のヨリコは「なんで泣いてるの、お昼ごはん食べたらお迎え来るんだよ」と一言。木道の所で泥団子を作ったり、スイバを吸ったりして過ごす。この頃には、ほぼみんな泣きやむ。(チヅカ)
5月8日帰り道、にょきにょき生えていたたけのこを見て子どもは皮をむいてポケットに入れたり、抱きついたりしていた。(チカ)5月15日ずっと私の手をつかみ歩いていたモモカだったが、途中で手を離してみる。ママーとべそをかきながら歩いていたが、先頭を歩いていたシオンが、じっとモモカを見ていたかと思うと引き返し、モモカの手をとって歩いてくれる。なんてすてき。(カオリ)
2012.08.04 日誌より(小さい組のようす)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。5月から7月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります5月17日畑ではスナップエンドウを一斉に採りはじめ「あまーい」と次々と口のなかへ。私自身も初めての採りたて&生で食べ、そのみずみずしさに感動した。収穫したニンジンも順番にかじり、サラダ菜の種をまく。(ユウコ)
6月12日雨に濡れることのなかった山道では合羽を着て、木道に着いて合羽を脱いでしまい、荷物の上に山積みにおかれ、さんざん濡れている。濡れた合羽は冷たいだろうなと思いながら、雨の中(だから余計に?)楽しそうに走っている子どもたちを見ていると、まあ、いいやと思う。誕生カード、トウマが手に絵具をつけるのを嫌がった。上の子が2年間同じ姿だったのを思い出す。大きい組になってやっと紙に手を押した。手の形も大きさも、そこに至るまで、子どもそれぞれのなのだと、分かっているのだが。(チカ)
6月14日落ち葉いっぱいの急な坂をバウンドしながら滑り台。イッセイ父を先頭に、果敢にチャレンジ。道の真ん中にいたカタツムリの横断をみんなで眺めたり、落ち葉でミミズのかくれんぼを楽しんだり、のんびり堪能しながら進む。裸になって滝に水をあて、水の勢いに驚いてみたり、ゲンも徐々に水辺に腰かけ、流れに足を浮かべリラックス。ウシガエルの大きな鳴き声にみんなで顔を合わせて笑う。(ナエコ)7月3日海に着くと早速裸ん坊になり、大きな潮だまり(おふろと言っていた)でひと遊び。モモカは海藻を食すことに没頭。ヨリコ、ユキコ、ミカコは砂遊び。リョウは水を蹴り、ワトとシオンは砂浜と水辺を行ったり、来たり。
2012.08.05 日誌より(大きい組のようす)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。5月から7月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります6月1日今日もアズマネザサ採りに精を出す面々。みごとに全員が手にしていた。より長いもの、格好のよいものと欲が出てくるのか、アズマネザサをめぐる争いが多発した。まずコウ対リョウ。リョウがみつけたアズマネザサがほしくなったコウは、いつもの「ちょうだい」という交渉を省いて取り上げてしまう。…子どもたちが自発的に生きものを観察するようすもよく見られた。ほのぼの男子組のトモヤとコウタロウにミヅキは、土の上に出てきた15センチほどの大きく太いミミズを観察。コウタロウの「こっちがあたまで、こっちもあたまなの」という説明を二人はしゃがみこんで聞いていた。(マイ)
6月7日お弁当配りは誰がやるとなった時、コウが「マリナちゃんやる」ときいていた。そのやさしいというか、かなり遠慮がちな口調に母はびっくりした。普段のお山の大将のコウではなかった。(アユ)6月14日梅林近くでの泥だんご作りから、次の場所に行きたかったらしいリンカ。可憐な声で「行きますよ~」。それを聞いてユウキがまずは全体に「次に行きたいっていう人がいますから、行きますよ~」、「お弁当を食べる場所を探しに行きますよ~」、「ほら、行きますよ~」。次にリョウ・コウに対し個別に「泥だんごはやめて、次にいきますよ~」。ユウキの思惑どおり(?)、リョウ、コウが動いて桑の実を取りに走ると、他の子どもたちも動き出した。それにしても、リンカとユウキの口調が相川さんにそっくりで、大人は楽しませてもらいました。(マリ)
6月19日アズマネザサをみつけて同時に走り出すミヅキとリク。タッチの差でミヅキが先に手をかける。「先のとったから私のだ」と譲らないミヅキ。「見つけたのは私が先だ」と譲らないリク。引っ張り押し合いをしていたが、どうにも決着がつかないようで、いつもの頬つねりあいがはじまった。近づかないよう事の成り行きを見守りたかったが、しまった…、目が合ってしまった。ミヅキは私に助けを求めて、その場は終結したかのように見えたが、続きがあった。桑の実を食べていたとき、高くて手が届かないミヅキは、枝をつかんで食べているリクに「(桑の実を)とってほしい」頼むのだが、リクは「さっき、タケノコをくれなかったから、嫌だ」と背を向けたのである。しばらく考え込んだミヅキは、リュックにしまいこんだアズマネザサを持ってきて、「これ、ミーちゃんの大事なタケノコだけど、お父さんのお土産にしたかったんだけど、あげるね。だから、桑の実とってほしい」と差し出した。持っていた枝を離してしまったリクは「これは高くてとれないから、この桑の実あげるね」とポケットに入れてあった黒く熟して美味しそうな桑の実をミヅキに差し出した。「交換こだ~」と素敵な笑顔で言い合う二人。実はこの桑の実、美味しいからお母さんとたいちゃんにあげるんだーとポケットに入れていたものだった。(ミドリ)7月10日一目散に海を目指す。…ミヅキ、コウが中心となり、どんどん沖のほうへ出て行く。波のリズムに合わせてピョンピョンとびながら歓声を上げる。…マリナもリンカもよくしゃべる。とてもいい笑顔で波打ち際を走り回っていた。…たくさん貝がとれたので、みそ汁を作ることに。当番のマコさんが家まで貝を持ち帰り…びっくりするほどよい出汁が利いていて子どもたちもお代わりが続出。梅ジュース、みそ汁を何回もお代わりしていた。(マイ)7月13日海に行くと人気がなく、赤い旗がはためいていた。よく見ると『遊泳禁止』。…浅瀬だけで楽しんだ。海当番はいつもと違う緊張があるが、プールにはない醍醐味だなと思う。…小1時間の潮干狩りを終え、谷戸へ。当番でみそ汁調理をし、相川さんと子どもたちは谷戸へ。おだんごをたくさん作って、崖すべりをして…みんな何回もお代わりして、貝を食べ、海藻もあっという間になくなった。梅ジュースを飲んでしめくくり。海と山の恵みを味わった。(カナコ)
2012.12.20 日誌より(小さい組のようす)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。10月から12月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります10月12日いつもの木道で泥団子あそび。そこへ「カニ」が登場。その不思議な横歩きをじーっと見つめるモモカとトウマ。広場では背丈まで伸びた草の中をごろごろ寝転んだり、一粒づついただいた米の甘さを味わったり。
11月11日タッペイとシオン、イッセイとシュンキ、小さな言い争いから、手が出るけんかになってきた。周りは真剣に見ている。わけが分からず見ている子もいれば、「いけないんだよ」と止める子もいる。たたかれたり、ひっかかれたりしたら痛い。そしてだから泣くというのを体全体で見聞きしている気がする。(ヒロコ)11月20日誕生日会はおいもずくし。おいものケーキに、おいものカード。ローソク、ナイフを忘れてお手々のローソク、ざくっとはしで切ったケーキもまた素朴でよかった。(ヨウコ)
11月29日海は暖かく裸でちょうどよいくらい。久しぶりの海が嬉しくて波打ち際で遊んでいる私の所へワトが来て、波を飛び越えたり、泡をすくったり、濡れた砂の感覚を楽しんだりした。(ヒロカ)
12月4日見学者が突然、ゲンを押して泣かせてしまった。それを見たヨリコとタッペイが助けに向かう。手を差し伸べたのはヨリコだったが、ついこの前までゲンを押したり泣かせたりしていたタッペイが、すぐ行動にでたのは、母としては感激だった(ヒロコ)
12月6日途中ワトのリュックががけの下に落ちてしまい、「どうしようか」と話していると「よりちゃんがとってくる」と勇ましい。ユキコも続く。みんなも続きとりに行く。リュックが手元に届きワトが笑った。(ヨシミ)
2012.12.21 日誌より(大きい組のようす)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。10月から12月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります10月16日サツマイモ、ナス、ピーマン、オクラ、トマトを収穫。サツマイモはみんなで力を合わせ「うんとこしょ~どっこいしょ~」と引っ張る。(マコ)
10月18日タクミ、リンカ、マリナの三人が額がくっつくくらいに近寄り、各々のススキでお互いの顔をくすぐったり笑ったり、小さな声でおしゃべりしたりしていた。なんとも微笑ましい光景。(マリ)10月25日タクミは泣きながら途中まで行ったが、最後の数歩、足を掛ける場所を見つけられずに同じ場所をぐるぐると回る。マリナはせっかく下りたのに、急な斜面をまた登ろうとする。何をしているのかと思ったら「タクミくんを助けなきゃ」と呟いている。(マイ)
11月8日…コウは「ちっ」とリュックを投げ「ミヅキ悪いよな、またやっつけようぜ」と歩き出した。成り行きをずっと見ていたカリンは、そのリュックを拾って何も言わずにミヅキに差し出した。「何もしてないのに、何でたたくんだろう」としょぼくれるミヅキ。「大丈夫?ミヅキは悪くないよ」となぐさめに来てくれるリク。「一緒に遊ぼう」とカリン。「カリンはや優しいね」とミヅキ。最後尾でミヅキ、カリン、リクのおしゃべりがはじまった。(ミドリ)
11月13日…ユウキが泣き顔でとぼとぼやってくる。「コウちゃんなんてもうついていかない」と言ってはいるが、負けてきたというより、自分は正しいんだというような強さが伝わってくる。11月15日マリナに駆け寄り声を掛けようとすると、何も言わないで、というように涙声で「大丈夫っ、大丈夫っ」と言われてしまった。なんとか自力で登りきり、前に進む。歯を食いしばり必死に皆の後を追いかけていたが転んだことで、涙が溢れ出し、「ママがお当番だったら良かったのに~」と言っていた。(アユミ)11月30日畑ではダイコンとサトイモの収穫。コウが担当したダイコンは大きく、トモヤとユウキ三人で協力してやっと抜くことができた。ダイコンと葉っぱ、サトイモをリュックに詰めてユウキの家へ向かう。コウはリュックにおさまりきらない長くて重いダイコンを手に持って歩いた。(カナコ)
12月4日新宮神社でお参り。相川さん「みんながけんかをせず、なかよく遊べますように」。コウ「お母さんの病気が早くよくなりますように」。ユウキ「みんなが強くなりますように」。リョウ「ママの膝が治りますように」。みんなの願いが叶いますように。…大きな岩の上に鶴岡八幡宮と建長寺の境を示す祠のようなものがあった。相川さんが鎌倉に引越してらした昭和41年頃は、この岩の上から海や横須賀線が見えたとのこと。建長寺境内で「♪むっくりくまさん、むっくりくまさん♪」をして遊んだ。みんな見事に誰の声かを当てる。みんなニコニコ笑顔で楽しそうだった。(マリ)
12月6日(にこにこ会合同)なかよし会12名、にこにこ会12名、保育者2名、当番4名で出発。…山の中では大人の出番はなく、気付けば大人6人が後ろにおいやられていた。お弁当前に手遊び、動物たちの冬ごもり、絵本「北風と太陽」。にこにこ会の子も知っている「ぴょんぴょんトゥラーラ」は大合唱に。(カナコ)
12月11日コウタロウが足をすべらせて転がりこむ。助けに行こうとする見学者を止めるのと同時くらいにコウがコウタロウのそばへ。「起きればいいんだよ、こう」とコウタロウの隣でコウタロウと同じ姿勢になってからたちあがった。それを見て、半分パニックだったコウタロウが起き上がる。(マイ)
2013.03.06 日誌より(大きい組のようす)
当番が毎回作成する日誌の抜粋をご紹介します。1月から2月までの活動のようすです。※当番=過去記事「なかよし会とは」イラストを参照ください(このページ右側にリンクあり)※名前はカタカナ表記または愛称に変えてあります1月8日 梅林前の橋の周りで、凍った葉っぱや小川の氷、霜柱を試食。「つららを探しに行ってみましょう」相川さんの声に湿地脇の苔むした崖に垂れ下がるつららを探す。お日様が照ってどんどん溶けていく前にと急ぐものの、優しい手つきで大切に味わっていた。…お弁当の時間。久しぶりに集えた嬉しさからか、それぞれに笑いをとろうと面白経験や創作話に花を咲かせる和やかな賑わい。どんなへんてこな話にも、心からの笑みがこぼれて可愛らしい。境内をひたすら賭けまわって、両手を広げて回る回るで盛り上がり、笑いが絶えない。(アキミ)
1月10日先に食べ終わった子どもたちは走り回るのかと思ったのだが、なにやら皆で輪になって立ち話。「前回はシートの上であんな感じだったのよ」と相川さん。冬休みが終わってやっと会えてうれしくてうれしくて、という様子。この子たちは仲間なのだ。…「もういいよー」と一本の木の陰に三人も四人もいっしょに身を寄せながら完全に見えているのだが、皆隠れているつもり。…こんなかわいいかくれんぼを見ることができるのは今だけだろう。
1月15日14日に降った雪が残っている谷戸で遊ぶ。青い空!澄んだ空気!雪遊び日和!…歩道から芝生広場までの斜面を子どもたちが滑る。お尻で滑ったり」、体全体で滑ったり。…うたの中で「ゆきは?」と相川さんが問うと、子どもたちがそれぞれに「白い」「おいしい」「ぺしゃっとなる」「とけちゃう」「丸い」などなどと口々に言う。どれも見事に雪を表しているなぁ、と感心した。(マリ)
1月29日登り切ったマリナの隣にいるタクミは、自身に満ちた男らしい、満足げな表情だった。「タクちゃんありがとう。マリナ一人じゃ登れなかったと思う。タクちゃん大好きだよ」とマリナ。(ミドリ)
2月5日初めての場所、ここを上がったらどの辺りに出るのかさっぱり、と考えているうちに、子どもたちはすいすいと崖を登って行く。僕も私もという勢いでどんどん続き、結局当番母と相川さんと大人三人は最後の方となった。…みんな余裕でおしゃべりしながら進んでいるし、…マリナもタクミもカリンも難なく突破。大きい組さん、あっぱれ。みんなかっこいい。(アユ)
2月7日出発してすぐに目の前に崖が現れた。…誰ひとり泣かずに登りやすそうなルートを見つけても黙々と上がってゆく。以前ならきっと泣いていたであろうマリナやカリンも当たり前のように登っている。たくましいみんなの様子を見て「これが大きい組の集大成か」とじんわり胸が熱くなる。(マコ)
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