2024.06.04 全合同日誌
チエさんが当番クビになり、野村で大泣き、乗車拒否のカエデ。説得して納得させてあげたいが、ちょっと長引きそうな気配。半ば強引に車に連れて行ってしまう。車でもやっぱり納得いかず、大暴れの拒絶。でも4月に入会したばかりのカエデが、当番にこんなにハッキリ遠慮なく自分を表現してくれていることが、どこか嬉しい。
下車時に逆走しないかと警戒したが、降りてみるとしっかり前に進み出す。でも、納得はいってないので、リュックは持たない。相川さんの「カエデくんリュック持ちたくないんだって。誰か持ってくれる?」の一声に、「ルカが持つ」とあゆみ出てくれる。カエデは先頭をさっさと歩くが、プンスカした空気を発している。それでもやっぱりお山好き、木々や水たまりに心が向き始めているのがわかる。すぐ後ろで水たまりを前に「どうやって渡るのー?」と足を止めたニコ。「ニコが渡れないみたい」とカエデに言うと、体は反射的に助けに行こうとするが、まだプンスカな気分も半分あるので、ちょっとためらう。そうこうしてるとニコは自分で草履を脱いで水たまりをじゃぶじゃぶ。カエデももう大丈夫そうだ。しばらく歩くと、「お母さんにお土産」と報告してくれ、ポケットに大事そうにしまっていた。
前日にアミ家にお泊まりしたソウタロウは、朝からアミにべったり。仲よく手を繋いでるんるん歩いていたが、途中、前の日にたまたま家で見つけて得意気にかぶっていた帽子がないことに気づき、大泣き。相川さんに「なかよし会の子は帽子はかぶらないのよ」と言われ、渋々立ち上がる。そこからは当番崩れ気味の道中だった。
ミオは両手におばあちゃんと大叔母さん。張り切っているのかと思えば、「お腹が痛い」。でもどうやら大丈夫そう。「そう、それなら急いでお山から帰ろうね」と相川さん。カエデがちょくちょくミオと手を繋ぎたがって主張していたが、今日のミオは頑なにおばあちゃんたちと歩いていた。
清水谷戸に着き、崖にのぼったり、お団子を作ったり、ため池で遊んだりして過ごす。裸になったイロハやエマ、フウト、ヒマリを見て、マコも脱ぎたそうにやってきて一緒に裸で遊ぶ。
シートに座ると、「たけのこいっぽんちょうだいな」の歌。カエデが何本もたくさん集めた「タケノコ」を、持っていない面々に大盤振る舞いしてくれ、みんな一本ずつ持って歌うことができた。
帰りは全員で境界尾根越えをめざす。カエデが、ぐずるソウタロウの手をさっと繋いで引いてくれる。初めてのマコも、裸足で順調に登れたようだ。最後の崖の所で先着組がしっかり待ってくれていたものの、当番が到着すると、フウトを筆頭に待ちきれないとばかりに、どんどん降り始める。ここの交通整理をしっかりできなかったのが反省で、大きい組も小さい組も混在するなか次から次へと降りはじめてしまい、大混雑。ここで誰か滑ったりしたら巻き添えも発生しそうだったので、まず当番が崖の途中あたりで待機して、順番に降ろすべきだった。
2歳組は崖から降りるのは初めてだったが、無事みんなでししいしに戻ってくることができた。(たかね)