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2024.05.28 大きい組日誌_大きい組の人間模様

朝から雨。
小降りになったので、山道を歩く。
母から離れたくないエマが大号泣。
エリさんがいなくなると、後を追おうとする程だったのに、母から離れると諦めがついたのか、涙をすぐ止めすぐ遊び始めた。
カイも母当番と思っていたのに、ミツバさんが小さい組へ行ってしまい、一緒に歩けない事にべそをかいている。
皆んな母が大好きなのだ。
カエデも、今日は私がお当番と分かっていてご機嫌で、ずっと側を離れない。
他の子が近づくと威嚇している。

ミオは、カエデと遊びたそうだったが、すぐに無理だと察し、イロハとルカの2人に加わる。
3人になったのに、このメンバーだと穏やかに遊んでいる。

アミは、マイペースに1人山を満喫。
時折、私に話しかけては、カエデに威嚇されていた。

濡れた山道をニコが嫌がる。
転んでお尻が濡れた所で、心が折れたのか、泣いて全然動かない。
ズボンが濡れて気持ち悪いから、着替えたいときかない。
どうせすぐ濡れちゃうからと言っても、もう自分でズボンを脱いでいる。
諦め着替えさせたが、歩いてすぐ、またベショベショになってしまった。
また着替えたいと泣き出したが、相川さんが助け船を出してくれてなんとかやり過ごすことができた。
その後も、手が汚れた、足が濡れたとなかなか進まない。
最後は、裸足になって納得したのか、渋々、歩き出す。
反対に、ミオ、ルカ、アミ、フウトは、水たまりに飛び込んだり、泥の感触を楽しんだりしている。
同じ場所で過ごしても、子どもによって、感覚が全然違うんだなぁと思った場面でした。

カエデくんは、母と近くにいながらも手を繋がず1人で歩いている。
その周りで、カイ、エマ、イサナが遊んでいる場面が多かった。

イサナは、遅れている子がいると、必ず迎えに行ってあげていた。
声がけされなくても、自主的に行って、様子を見ては、何をするでもなく戻ってくる。

今日は、遊具のある公園でお昼ご飯。
皆んなブランコや滑り台で遊ぶ。
喧嘩になるかなぁと思っていたけど、以外に仲良く遊んでいた。
もう、’順番で交換こ’が出来る年頃になってきたんだなぁと感慨深い。

帰り道、ふとカエデが、ミオとイロハ、ルカが3人で楽しく遊んでいる事に気づく。
ミオが取られると思ったのか、急にミオに’私達、友達だよね’って声をかける。
ミオはどうするかと思っていたら、カエデの方に嬉しそうにやってきた。
大人の私から見れば、イロハ、ルカと遊んでいた方が、平和で穏やかな時間を過ごせるだろうにと思うけど、違う選択をしたようだ。
カエデは、私を気にしつつも、友達と繋がっている方を優先している。
女子同士の独特の関係性がこれからどうなっていくかも見ものです。

何人かまとまってが、誰か1人を泣かせようとする。
そうするといいだしっぺの子に、相川さんが’貴方を今度は泣かせよう’と声がけをする。
どの子もグッと動きをとめて、嫌そうにする。
自分がやっているイジワルを自分にされそうになった時、その子の心にどんな想いが湧いているのか、1人1人に聞いてみたいくらい興味津々です。
以外な答えも沢山あるんだろうな。

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