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能登半島地震から1年経ちましたが
能登に住んでいると、友人から
「能登って今どうなってるの?」
「観光に行ってもいいのかわからない」
そんな連絡をもらうので、簡単に能登のリアルをお伝えします。
志賀町の現状
能登といっても広いので、震度7を記録した志賀町に焦点を当てる。
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未だに倒壊した家が放置され、通れない道もある。
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特に気になるのは、子どもたちの通学路にある崩れた家々。手つかずのまま残るその風景を毎日見ながら歩く子どもたちの心には、どんな影響があるのだろう。
進む解体、広がる更地
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被害を受けた建物が解体され、更地が増えてきた。前はここに家があったのに…と思う景色が増えるのは寂しい。でも、少しずつでも前に進んでいる証でもあるのよな。
解体や改修は進んでいるが、復興のスピードは決して早くない。建築関係の事業を行う友人は、「3年は仕事に困らないだろう」と話す。それだけ時間がかかるということだ。
いよいよ冬本番
「今年は暖冬だね」と話していた能登にも、ついに雪が降り始めた。寒さが厳しくなり、復興作業はますます過酷になる。手足の指は寒さで感覚は無く、運び出すゴミは水分を含んで思い。そんな中でも、仲間たちは来る日も来る日も現場で頑張っている。心から尊敬している。
観光ウェルカム!
能登は観光客を受け入れています。今この瞬間の「復興の途中」を、その目に焼き付けてほしい。そして、現地で出会う人たちと話してみてほしい。労いの言葉や笑顔が、どれほど励みになることか。
1年過ぎても能登を忘れず、思いを馳せてもらえたら嬉しいです。