”コンテンツマーケティング”という言葉もすっかり定着した感がある。 とはいえ、コンテンツマーケティングと言っても意味している概念は各人微妙にズレており、「なんなの?」と聞かれて明確に定義できる人はそれほど多くないように思う。 今回は、コンテンツマーケティングとはなんなのか、入門的に解説してみる。 広義と狭義のコンテンツマーケティング さて、コンテンツマーケティングを最も広くとらえると、「ビジネスのための発信すべて」となる。 とはいえ、これでは漠然としすぎている。 そこで、
ハズキルーペという会社のテレビCMが一時期、話題になった。 俳優の菊川怜さんがイスの上に置かれたルーペをお尻で踏んづけて、製品の丈夫さをアピールするあれだ。 このCM、実はアイデアを強く押したのはハズキルーペの社長さんだという。 たしかに、広告会社が自分から提案してくるとは考えにくいクリエイティブだ。 ある意味で素人っぽい発想で、正直、品があるとは言えない。菊川さんに納得してもらう交渉も面倒くさそうだ。 しかし広告として大きく成功したのは、みなさんご存じのとおりである。
出版によって本業のビジネスで効果を発揮するーーブックマーケティングのこうした考え方は、まだまだピンと来ない方が多いようだ。 「出版費用を印税で回収するの?」 「要はハクづけってことでしょ?」 といった声は商談でよく言われる。 しかし、僕たちの目指すブックマーケティングの効果は、こうした考えとはすこし異なる。 今回は、すべて実際にあった例をもとにしてブックマーケティングのもたらす効果の実態を紹介する。 フォーウェイのウェブサイトの記事になるが、よかったら下記の効果事例記
マーケティング=デジタルマーケティングという意味で話されることも多いくらい、令和の世はデジタルマーケティング全盛だ。 僕が新しいマーケティングの相談を受けるときも、「WEBで何かやりたい」というニーズであることがほとんど。向こうからアナログ施策ありきで相談が来ることはあまりない。 しかし、実は今、「紙」を使ったマーケティングが再注目されていることをご存じだろうか。 ひっそりと成長している、とある業界 2019年: 約1207億円(前年比106.9%の成長) 2020年:
出版業界において、著者のSNSによる販促がますます重要になっている。 これはブックマーケティングでも例外ではない。 ”SNS上手”な著者が、広告などの費用を追加で出すことなく、うまく本を読者に届けるトレンドはどんどん大きくなっている。 そこで今回は、数百の著者を見てきた経験から、ブックマーケティング著者の効果的なSNS活用術を紹介する。 告知の協力をお願いするのが基本 まず、プラットフォーム問わずSNSで繋がりがある人に、書籍の発売や予約開始の告知に協力してもらうようお
「自分みたいなニッチなビジネスで本を出して読んでくれる人いるの?」 というのは、著者や著者候補からよく質問される。 これに関しては、「だからこそ向いている」と断言できる。 今日はその理由について書いてみる。 実は「ベストセラー本みたいな企画」ほど効果が出ない まず、取次の日販による2023年のビジネス書ベストセラーから、上位の銘柄を見てみよう。 『頭のいい人が話す前に考えていること』ダイヤモンド社 『人は話し方が9割』すばる舎 『とにかく仕組み化』ダイヤモンド社 『運
どんな業種であっても、顧客からのクレームというものはあると思う。 対面や電話ですぐ謝罪すれば場が収まるようなケースから、巨大プロジェクトの存続が危うくなって役員が菓子折りを持って謝罪に行くようなレベルまで、さまざまだ。 僕はブックマーケティングの編集者をずっとやっていて、部下の案件も含めて数百の経営者の書籍を作る現場に立ち会ってきた。トラブルシューティングに動いたことも多い。 今回の記事ではその経験から、クレームが起きる背景にどういう顧客心理が働いているのか、担当者の注意で
お金を払って出版するサービスは、色々な会社がやっている。 値段もさまざまだ。 100万円程度だという出版社から、1,000万円を超えるサービスまで。 しかし、「値段によって何が違うのか」は、出版サービスにおいてはとても不透明と言わざるをえない。 車や時計、ホテルなんかであれば高額なハイブランドは品質が良いのはひと目でわかるけど、出版サービスという無形商材の品質の違いとはなんなのか、素人にはなかなかわからないと思う。 そこで今回は、ブックマーケティング会社の経営者の立場から
皆さんは、自分の取り組むビジネスの商材を自分で買いたくなって、購買したことがあるだろうか? もしくは同業他社の商材でも良い。自分がお客さんに売り込んでいるトークそのままの影響を受けて、何か行動変容したことがあるだろうか? たとえば求人広告の営業をやっているとしたら、求人広告を見て転職に踏み切ったことがあるかとか、そういう話だ。 僕の仕事はブックマーケティングだ。出版によって企業のマーケティングを支援している。 で、冒頭の問いに戻る。 自分自身がブックマーケティングされた経験
僕はブックマーケティング、主に経営者が発信のために出版する書籍の編集者をやっている。 刊行点数の一番多い会社で一番長く責任者をやっていた経験があり、独立してからもブックマーケティングの事業を続けているから、たぶんこのジャンルには業界でもっとも濃く触れてきたんじゃないかと思う。 今日は、「ブックマーケティングの編集者」というニッチな仕事の持つ役割について、僕の思うところを述べたい。 商業出版で何十万部のベストセラーをバンバン出す編集者と僕は領域が違うので、いわゆる編集論とか「
ある日突然かかってくる、出版社を名乗る電話。 応対してみると、「社長様の本を出しませんかーー」 なんらかのビジネスをやっている人、特に経営者であれば「本を出しませんか」という営業を受けたことがある人は多いかもしれない。 実際、僕がふだん色んな経営者と接していると、出版の営業を受けたことがあるという人は体感で3割くらいはいる。 で、こうした出版営業。しっかりと相手を見極めて対応しないと、少なくはない額の出版費用をドブに捨てる結果になる。 企業さんの出版を手伝う界隈で10年生
SNSでは新卒の就活をつぶやく学生アカウントをよく見かけますね。 いつの時代も大変だなぁ…と思いつつ、なんとなく応援しています。 私の新卒就活は、大苦戦でした。 今でも就活や面接って聞くだけでちょっとウエってなります。朝井リョウさんの『何者』という小説が直木賞とったときすごく興味が湧いたんですが、就活がテーマってだけの理由で避けて読まなかったくらいです。 今回は、そんな私の新卒就活の思い出話でもしようかと思います。起業した経営者の新卒時代って「どこどこに入社しました」くら
noteさまよりアカウント開設1周年の通知。 アカウントだけ作っていてまったく投稿していなかった。思いっきり実名出してビジネス用アカウントとして作ったのに、これはよろしくない。お恥ずかしい。 というわけで、私のやっている事業や私自身を少しでも理解してもらえたらと願い、自己紹介的な記事を書かせていただきました。 ちなみにSNSはツイッターに一番出現しています。よろしければぜひフォローください! 「コンテンツ総合商社」ベンチャー制作会社の代表です 改めまして、こんにちは。