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withコロナから視えてきたこと

1ヶ月前とは想像もつかないスピード感で観戦が拡大しているコロナウイルス。日本でも、昨日ついに緊急事態宣言が発令された。外出自粛を徹底している生活の中で、暇を堪能しながらも視えてきたことがある。それは、「個」の時代が来ているということだ。

前々から「個」の時代がくる!というのはトレンドではあったかもしれないが、いまいち実感することはなかった。しかし、今回のコロナ騒動のおかげで本当に「個」の時代が来ていると思った。

理由はコロナに関係のないことも含めて4つある。

①リモートで成り立つ仕事が多数あるということ

政府からの外出自粛要請に伴ってリモート作業を行うようになった企業も多数あるが、それでも会社は回っている。もちろん出勤せねばならない職種も多数あるが、オンラインで賄える領域が多いことは明らかになった。会議もzoomやFaceTimeで十分だし、Slackなどを使えば、リアルよりも進捗は共有できるのかもしれない。

②厚労省やWHOが個人にお願いしているということ

少し歴史をさかのぼれば、行政や企業といった大きな組織が命令という形で制限・統率できた人々の行動も、今はお願いするようになった。

③平均寿命が延びているということ

平均寿命が延びている。人生100年時代とも言われるようになってきた。幸にも不幸にも我々は100年生きなければならない。定年まで企業にぶら下がっても65。ましてや終身雇用の終わりが見えている。個人のスキルがなければ食っていくことができなくなるだろう。

④産業がサービス業メインになってきたということ

高度経済成長期では第1、2次産業がメインだった。そうなると品質は一定の方がいいし、与えられた単純なタスクをより速くこなす力が求められた。しかし、サービス業がメインの時代では、人としての気遣いが大きな違いを生み出す。この人が働いている工場で作られた製品を買うという人は少ないが、あの店員さんが好きだから夜ご飯はこの店で食べる。は多いのではないか。

「個」の時代を生き抜くための力

では、これからの時代ではどのような力が求められるのか。Weekly Ochiaiや田端信太郎のYouTubeなどを見ていて思ったことをまとめて見た。

大きく分けて2つある。

①情報を持つ

情報を得るために大切なのは好奇心だ。落合陽一にしろ、箕輪厚介にしろ、阿川佐和子にしろ、ホリエモンにしろ、みんな好奇心が半端じゃない。ほとんど全てのことになぜ?と疑問を持っている。だからあの人達の質問スキルはズバ抜けて高い。優秀な人が質問できるのは、普段から多くのことに関心を持って生きているからだろう。

②想像力を持つ

これはある程度センスなのかもしれないが、普段から訓練することで伸びることはあると思う。ビジネスは必ず顧客がいる。自分たちにどれだけ自信があっても、そのサービスや商品に価値があるか決めるのは絶対にお客様だ。ならば、どのレベルまで顧客のことを想像できるかはかなり重要なポイントになる。メールや電話一つとっても、何時何分がいいのか。相手はいつなら連絡を心地よく受け取ってくれるのか。これは日頃のLINEでも実践できる。相手の気持ちや状況を想像して行動する。それがデキるビジネスマンなのではないだろうか。


ここまで偉そうに書いてきたわけではありますが、気づいたからには自分から実践していくことが大切だと肝に命じております。それに先にあげた2つの能力は前提として、個人的なスキルを持っていなければ生き残っていくことはできないと思います。だからこそ今。どれだけ自分のスキルをあげられるのか。これだけ自分の時間が多く取れる機会はきっとないのだから、とてもラッキーなことだ。まずは英語とプログラミング。徹底的にやって成長する機会にしたいと思います。

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