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ソーダ・ストリーム・ブルース

ソーダ・ストリームというのをご存知だろうか。
簡単に言うと、自宅で簡単に炭酸水を作るキットなのだが、これが酷くコスパがよくてオススメなのだ。

初期キットのセットは、本体に炭酸ガスのシリンダー、専用ボトルが2本ついて、Amazonで1万5千円ぐらいで買える。
使い方は簡単で、本体に炭酸ガスシリンダーをセットして、水を入れた専用ボトルを取り付けて、シュッシュッシュッとボタンを押して炭酸ガスを吹き込むだけ。
これで、ただの水道水が炭酸水に変わる。

というか、市販の炭酸水も水に炭酸ガスを吹き込んだだけなのだろう。
ペリエとかは違うのかもしれないけど。
たぶん市販の炭酸水も、工場でガスボンベから水に炭酸ガスを吹き込んでいるだけなのだ。

それで、ガスシリンダーはヤマダ電機とかで2000円ぐらいで交換できる。
交換の仕組みとしては空になったシリンダーを返却して、再利用されてガスだけ詰め替えたものを受け取るということだ。
ガスシリンダー1本で200ℓぐらいの炭酸水を作れてしまう。
どうだろう。コストパフォーマンスは控えめに言っても最高じゃないだろうか。

このことに関して、ぼくは時々神話的な神秘思想を抱くことがある。
この水でも空気でも売れるものならなんだって売ってやろうという超消費社会において、これはささやかなカウンターになるのではないかと。

考えてもみてほしい。
イオンで炭酸水を買ったら、リッター当たり100円のコストがかかる。
ペリエやエビアンならもっとするだろう。
ガソリン並みの高価格だ。
車も動かないのに。
ゴミも出る。
そこに、自分がほんの少し加工工程に加わることで、コストが激減する。
ゴミも出ない。
なんならエコだ。地球環境にも優しい。

実際、このソーダストリームは市場を確実に拡大している。
これを使い出したら、市販の炭酸水なんか馬鹿馬鹿しくて買えないからね。
この本社をイスラエルに置く企業は、環境保護を名目に近年、世界中で市場を拡大している。
ぼくはこの動きは止まらないだろうと思う。
なぜなら、エコであるだけでなく、コスト的にも大きなメリットがあるからだ。
人間は名目だけでは動かないが、自分にメリットがあるとなると卑しいぐらい分かりやすく行動に移す。
今のところ、同業他社もあまりないようだ。
ガスシリンダーの交換のネットワークとか、なかなか築くのが難しいからかもしれない。

ぼくは自宅にいることが多いので、炭酸水を大量に消費するためホントにありがたい。
オススメとしては、紅茶を沸かして、それを自分で作った炭酸水で割ったもの。
スタバやマックに行くと、アイスティ一本で200円?か300円はするんじゃないかと思う。
自宅で自分で作ると、原価はおそらく400㎖あたり5〜10円だ。
これで自宅でほぼ飲み放題のアイスティが楽しめる。

消費者にはいいことずくめなので、ぜひいろんな人に勧めて欲しい。

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