幸せに慣れる
常に幸せの感情を感じていたい
そう思う方は多いと思います
私もそう考える1人ですが、
同じ感情を得続けていると
それが当たり前になってしまい
その感情を持てなくなってしまうのでは?
という疑問があります
花屋さんは、ずっと花に囲まれて仕事を
しているので、意識しないと花の匂いを
感じなくなってしまうそうです
また、毎日、美味しいチョコレートを食べて
いる人は、久しぶりにチョコレートを食べた
時の美味しい感じを感じられなくなって
しまうようです
これは幸せの感情に限ったことでは
ありませんが、
私たちは環境に慣れることで順応し
生きてきた歴史があるため当たり前の
事かもしれません
心理学者のフィリップ・ブリックマン氏と社会科学者のドナルド・T・キャンベル氏が1971年に発表した論文で『快楽順応』という言葉を
使っているようですが、まさにこの慣れて
しまった状態を言っています
このように順応してしまう事を遅らせる方法として、米国ミズーリ大学の心理学教授ケン・シェルドン氏がカリフォルニア大学のソニア・リュボミルスキー教授と共に開発し2012年に発表した快楽適応予防モデルの中で『感謝と変化』を挙げています
幸せを感じている状態を、一時的に客観的に捉え感謝することで、その状態を意図的に再認識し、
より長くその感情をキープ出来るそうです
また大きな幸せから枝葉のように
小さな幸せに目を向け、複数のポジティブな
感情を記憶することで、脳が一つの事に
慣れてしまわないように変化を与えることで
感情をキープし易くなるようです
先ずは、日常生活の中での幸せを
見つけポジティブな感情を持てるように
なることを目指して生活していますが、
その次のステップとして、その状況に感謝する
こと、そして変化を与えつつ幸せな
感情を長続きさせていきたいですね🙂