母子で超マイペース&安定のボケぶりを、夫と先生方に支えていただき感謝〜
夏至が近づき、エネルギーの高まりを感じるこの頃。
この奥山でも、さすがに暑さを感じる季節となり、
先週、プール掃除を終え、今日・月曜からプール学習が始まる。
小2の末娘は、楽しみで楽しみで仕方がない。
昨夜は、準備したプールバックから水着やゴーグルを取り出し、
フル着用して、畳の上でクロールしていた。
(だいじょうぶか?!)
私は、今日は、都会の居場所・ぽかぽか茶屋で開かれる
じゅんちゃんの「みんな違ってみんないい会」に参加したいのだ!
ぽかぽか茶屋は「マイペース通学」宣言した末娘も大好きな、安心できる貴重な居場所。
「いっしょに行く?」と誘ってみるも、
「プールがあるから、学校に行く!」と登校の意志が固い末娘。
そうなのね。
「一人ひとりのマイペースを尊重しあう」わが家。
いろいろ話し合った結果、
末娘は、スクールバスで登下校する。
夫が車で、都会まで送ってくれて、私はじゅんちゃんの会に参加。
(夫は電気自動車を充電しながらファミレスで仕事)
末娘のスクールバスのお迎えに間に合う時間に、
夫に迎えに来てもらい、奥山まで一緒に帰ることになった。
ほんとうに、ありがたい。
しかし、正直なところ、
バスのお迎えの時間に間に合うように帰ろうとすると、
後ろ髪をひかれる思いで帰ることになる。
そこで、念のため、
「もし、バスのお迎えの時間までに帰れそうになかったら、
学校に直接お迎えに行くことにしてもいい?」
と、末娘に確認して、了承をとっておいた。
というのも、
スクールバスは、奥山で暮らす子達を送り終えてから、
まちから通学している子達を送るので、
学校に直接迎えに行くなら、まちへ行くバスが出る時間に
間に合えばいいので、30分ほど遅くても大丈夫なのだ。
朝、末娘がスクールバスに乗るときに、
「直接学校に迎えに行くときは、学校に連絡するからね」
と伝えて、いつものように、手を振って見送った。
さて、末娘を見送ってからは、
自分タイムのために、家事を勤しみ、夫に送ってもらう。
山を下りる一時間足らずの、夫婦水入らずのありがたき時間。
ぽかぽか茶屋では、居場所を守るママさんが出迎えてくれ、
はじめましての出会いと別の会で出会った方との思いがけぬ再会。
そして、じゅんちゃんの「みんな違ってみんないい」の会。
お話のあとのミニワーク。
居合わせる方との相互作用で引き出される自分の中の本音。
私は、
「誰かが作ってくれたもの」を「誰かにプレゼント」し、
「つながり・循環」を作っていくこと、
「着地点があり」「危うさの中で、心地よさを感じる」こと、
「誰一人とりこぼさず」たくさんかき集めたものを一斉に放ち、
それぞれがあちこちで自分らしく揺らぐ姿を見たいらしい。
今回引き出された、これらのキーワードを時折意識しながら、
自分らしさを発揮していこう。
ワークを終えて、食事をしながら、
じゅんちゃん、他の参加者さんと、ひとしきりお話すると、
みなさん、子どものお迎えなどで早めに帰るとのこと。
「これなら、スクールバスのお迎えに間に合いそうだな」
と思ったところに、ちょうど夫から、
近くの待ち合わせ場所にいる、とのメールがくる。
ぽかぽか茶屋の常連ママさんたちに挨拶して、お会計して、
いそいそと夫と合流して、奥山の古民家へと帰り、
バス停まで行って、末娘が帰るのを出迎えに行く。
しばらくして、スクールバスが到着した。
ん?
いつもの席に、末娘は乗っていない。
乗降口が開いて、他の子達が降りてくる中、
運転手さん曰く、
「末娘ちゃんは、お迎えがくるって、乗らなかったよ」
なぬ?
そうきたか!
末娘は、バス下校せずに、学校お迎えにすると、
バス待ちの時間、たっぷり遊べるので、
時折、リクエストすることもあるくらいだ。
都合よく、朝の私の言葉を解釈して、
まち通学の子たちと遊んでいる姿が目に浮かんだ。
夫に伝えて、すぐさま、学校に迎えに行くことにする。
学校では、まち通学の子たちが並んで、
スクールバスに乗り込むところだった。
そのとき、運転手さんが、
教頭先生からかかった電話を、私に手渡してくれた。
末娘が学校に残っていることに気付いた担任の先生が
教頭先生にお願いして、車でバス停まで送ってくれたのに、
行き違いになったようだ。
学校まで戻ってきて頂き、無事、末娘を迎えることができた。
ほんとうに、ありがとうございました。
末娘は、初プールを満喫したようだし、
(奥山の気温が20度未満で、肌寒かったので、少し心配だったが)
いろいろ想定外のことは起きたけど、よかったよかった。
だがしかし、なんで、こんな行き違いが起きたのだろう。
私は「学校からなんで連絡なかったんだろう」と思ってたけど、
ちゃんと学校からは電話がかかってて、着信に気づいたのは、
すべてが終わった後だった。
そして末娘は、なぜか、
「バスに乗るなら、かあちゃんから連絡があるはずだ」
と思い込んでいたらしい。
うーん。
母子で、安定のボケぶり。
こんな、女たちに、振り回されても、文句一つない夫。
これも、彼の中では想定内なのだろう。ほんとうにありがたい。
「一人ひとりのマイペースを尊重しあう家族」、バンザイ!
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