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「結果」を観測し、その通りに「なる」
甲野善紀先生の恵比寿稽古だん。
刃牙風に言うなら「天まで届くご馳走の山」。
くの字瞬間移動、払えない手、「腕先」、3点トロイカ…
実際に稽古を受けてからメルマガを読むと、めちゃよくわかる。
また、自分が探究しているものと、甲野先生が今行なっているものがリンクすると思わず膝を打ちます。
今日一番のエウレカは、「火炎の手」を使って八極拳の「頂心肘」を行うと用法が明確になるということ。
「火炎の手」で引きつけて「強制カウンター」を発生させるのが頂心肘の本当の用法。
何より、八極拳はもちろん中国武術をやっているわけではない甲野先生が「要訣」を見つけてしまう、この驚き。
最近私が探究している「動きに注目しない、『星』に注目する」。
これは、甲野先生のおっしゃる「瞬間移動」あるいは「もう素振りをしない」にリンクします。
「結果」を観測し、その結果通りに「なる」という感覚。
自分が今歩んでいる方向が間違っていないと意を強くします。
「疑念を持たない」ことは極めて重要。
「結果」に疑念を持ったら、もうその結果は訪れません。
この点、心意六合拳はよいものを伝えています。
相手が何やってこようが関係ない。
相手が沈黙するまで、単式で練り込んだ技と雷声でひたすら押し切る。
これによって「結果に疑念を持たなくなる」。
甲野善紀先生は、「自分のところで学んで実力をつけた人は、みんな基礎を一から作った」とおっしゃいます。
套路や拳種はいろいろあります。
しかし、それらは「素材」。
素材は、そのままではいつまでも素材。
素材をもとにご馳走を作り上げる「料理の腕」こそが「基礎」です。
ようやく私も「基礎」とは何かがわかってきたところです。
すべての武縁に感謝!^^