マスコミはコロナを煽りすぎ? コロナで亡くなる確率を年代別、基礎疾患あり・なしで分析してみた②
はじめに
前回記事では日本国内におけるコロナの死亡率や交通事故で亡くなる確率、物騒ですが殺人事件の被害(亡くならなかった場合も含む)に遭う確率について表を中心とした内容でしたが、視覚的に分かりずらいので今回はグラフを用いました。
取り扱うデータについて
GoogleではYMYL(Your Money or Your Life)というのがあり、基本的に健康やお金に関する情報は権威性・信頼性・専門性の高いページが検索結果の上位に表示されます。
検証で取り扱うデータは信ぴょう性が重要なため、国内では最も信頼できるとされている厚生労働省のデータを中心に使用しています。
グラフの元データは厚生労働省のデータを中心に使用した前回記事になります。
年間でのコロナ死者数の数値はいつからいつまでが適切かは難しいですが、国内では2020年1月20日に最初の感染者が確認されています。
そこからの1年間では感染があまり広がっていない期間も含めることになり過少となるため、今回の分析では国内で初めて感染が確認された2020年1月20日から2021年4月27日までとしました。
①基礎疾患なしの各種死亡率
80代以上はコロナの死亡率の方が交通事故の死亡率より高いことが分かります。
70代以下であれば交通事故の死亡率の方がコロナの死亡率より高いことが分かります。
②基礎疾患なしの各種死亡率(80代以上を除く)
①のグラフでは80代のコロナ死亡率が高くて70代以下が分かりづらかったため、80代以上のみを除外しました。
70代以下であれば交通事故の死亡率の方がコロナの死亡率より高いことが分かります。
特に40代以下では顕著ですね。倍率だと以下になります。
70代 ⇒ 2.3倍
60代 ⇒ 6.4倍
50代 ⇒ 13.4倍
40代 ⇒ 39.0倍
30代 ⇒ 86.7倍
20代 ⇒ 555.8倍
10代以下 ⇒ コロナの死者数がゼロのため計算不可能
また60代以下であれば殺人事件の被害(亡くならなかった場合も含む)に遭う確率の方がコロナの死亡率より高いことが分かります。
倍率だと以下になります。
60代 ⇒ 1.6倍
50代 ⇒ 4.1倍
40代 ⇒ 17.0倍
30代 ⇒ 47.1倍
20代 ⇒ 222.8倍
10代以下 ⇒ コロナの死者数がゼロのため計算不可能
あとコロナとは全く関係ないですが10歳未満で交通事故と殺人事件被害者が逆転しているのは気になりますが・・・
(おそらく多数が虐待に関連するものと思われます)
③基礎疾患ありの各種死亡率
これは説明するまでもないですね。
基礎疾患がある方は死亡率がかなり高くなります。
④基礎疾患ありの各種死亡率(40代以上を除く)
③のグラフでは40代以上ではコロナ死亡率が高くて30代以下が分かりづらかったため、40代以上を除外しました。
まとめ
前回と同様ですが、コロナはやはり高齢者や基礎疾患があると危険であることが分かりました。
一方で基礎疾患がない場合、高齢者以外では交通事故で亡くなったり、殺人事件で被害者(亡くならなかった場合も含む)となる確率よりもはるかに低いことも分りました。
つまり高齢者以外で基礎疾患がなければコロナで亡くなるなんてことは、ほぼほぼ無いと考えてもいいと思います。
知り合いで殺人事件の被害に遭った人がどれくらいいるかを考えれば想像しやすいと思います。
ほとんどの人は1人もいないと思います。
じゃあ基礎疾患がなければ亡くなる確率が低いので何をやってもいいかというと、そんなことはありません。
陽性で無症状の人は有症状の人よりも他人にうつす感染力はかなり低いですが、高齢で基礎疾患がある方にうつしてしまうと問題です。
とはいえあまりにも過度に恐れすぎると心身に不調をきたし、うつ病になることがあるようです。
マスコミは毎日のようにコロナ関連の報道を行っていますが、必要な情報もあれば恐怖の煽りがひどすぎる時もあります。
特に全国ネットのテレビは煽りのひどい報道が多い印象があります。
逆に地域ローカルのテレビは比較的冷静な報道をしている印象があります。
感染防止のため日頃の手洗い・うがい・マスク、3蜜を避けるなどはこれまで通り続けるのは必然と思います。
そのうえで偏った情報に惑わされずに正しく恐れて経済を回すことが大事かと思います。
経済を回さないと経済苦による自殺者が増加することになります。
すでに女性の自殺がかなり増加しています。
自殺までいかなかったとしても極度の貧困に陥ることもあります。
また、闇バイトも増加しているようです。
あと今回の分析は2020年1月~2021年4月までのデータのため、変異株の要素が小さくなっています。
変異株の統計データが出そろったらまた分析しようと思います。
あくまでもシロウトの分析のため、ご参考まで。
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