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コミュニティに救われてきた人生

中塚佳寿紀(なかつかかずき)と申します。
裏表のない正直な人生を歩もうと心がけております。

趣味は剣道です。今まで、剣道コミュニティに助けられて生きてきました。
学生時代、もし部活が無ければ登校するモチベーションを保てませんでした。
新社会人の当時「彼女いない歴=年齢」だった私が奥さんと出会えたのも、剣道部の後輩の紹介のおかげでした。
インドネシア赴任した時、仕事面は厳しい事が多かったですが、現地の剣道コミュニティが心の支えでした。
転職や起業も、剣道のつながりがきっかけでした。

少し古い話ですが、写真は剣道の世界大会にインドネシア代表コーチとして同行した時のものです。一番右端が私です。ちょっと表情が固いですね…。
私は剣道の強豪ではないのですが、インドネシア語ができる日本人剣道家はそんなに多くないので、こうした貴重な経験をすることが出来ました。
当時の私は、言葉の壁が剣道の壁にならないようにと、日本人剣道家が当たり前に知る剣道の格言を、インドネシア語で解説したブログ記事を配信したりしていました。
https://shingaimutou.blogspot.com/
※ブログタイトルは、山岡鉄舟の心外無刀(心の外に刀無し:心を鍛えるために剣道の修行をするのですよ、という教え)という言葉をインドネシア語訳したものです。
現地の剣道コミュニティでは、日本人では大手ゼネコンの方が多く、他に商社、自動車メーカー、銀行といった職種の方がいらっしゃいます。変わったところでは書道家の先生も。インドネシア人側もコンサルタント、弁護士、医師、教師、製紙会社等々、民族もジャワやバタックといった現地の民族から中華系まで、非常に多様性の高いコミュニティでした。
異なる背景の仲間たちが、剣道上達というテーマで切磋琢磨しながら、世界大会という晴れ舞台を目指す雰囲気は、非常に心地よいものでした。

剣道に限らず、コミュニティにはセーフティネットの機能があると思います。
職場でつらい時は趣味のコミュニティが救いになり、逆もあり…
このセーフティネットを子供にも引き継ぎたくて、今は小学生の息子と一緒に少年剣道に通っています。

今回、建築家のコミュニティをつくるというテーマで「株式会社建築家コミュニティ」を起業したのですが、これがいろんな個性を持った建築設計を生業とする方たちの、「セーフティネット」と「切磋琢磨の場」になれば良いなと思っています。

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