【3週目】ダイナマイトモチベーション

一度、今までの復習をしておきます。

1週目の内容は、「現状維持プログラム」についてでした。

だれもが現状を維持したいプログラムをもっていて、新しいことを始めるとかの変化を嫌う性質をもっています。これを打破して新しい行動をとるには、ちっぽけな行動でいいのでやってみる。これが大事でした。

部屋を掃除するという行動をしたい場合は、まず目の前にあるごみを1個だけ拾って捨てる。これだけでもOKです。まずは最初の一歩を踏み出す。これを練習しました。

1週目のワークは、やりたいと思っていたけど、いままでやっていなかったことを毎日3個くらい書き出して、ほんのちっぽけでいいから行動してみるというワークでした。そして、その結果を毎日書いていく。これを1週間やります。

そして、2週目は1週間でやり遂げたいことを、実際にやって、自分に達成という経験をさせるワークでした。

1週間でやり遂げたいことは、確実にできることでOKです。むしろ確実にできることにしてください。かといって、今までやってきていたことはNGです。今までやってこなかった新しいことを始めてください。でも確実にできることです。1週間を通してです。

そうして、毎日やったことを書いていきます。

そして、無事1週間が経過して、目標を達成したらいよいよ3週目です。

思い出せましたか?

ちなみに日々の生活のなかで、この講座の内容をどのように実践したかとか、どんな気付きがあったかは毎日ノートに書き留めておきます。

そうすると、6ッか月後この講座が終わった時に、どれだけの積み重ねができたか自分で確認することができるわけです。

確実に成長してきた証がそこに残る仕組み。

それは新しい目標を達成するのを助ける、大きな力になります。

というわけで3週目の内容です。

今回メインとなった話は「6か月後に達成していたい目標をたてる」でした。

この教材が6か月かけて行うものなので、ちょうどこの教材を学び終えた時に、自分が成し得ていたい目標をたてます。

どんな目標がいいのか?

それは、ちょうど自分にとって適当である目標です。

例えば、「ハリウッドスターに半年後になる」というのは、ちょっと現実味がありません。ありもしない理想を語っている感がありますよね。

もちろん、既に俳優として活躍していて、最近英語を学び終えたところ。来月にはアメリカでオーディションを受ける予定。そんな実績のある人だったら、「ハリウッドスターに半年後になる」という目標は適当だけど、まだ何もしていない普通の一般人がこの目標をたてたとしても、できもしない理想を語っている感ありますよね。

まだ働いてもいない人が、「半年後、孫正義のように稼ぐ!」というのも同じです。

逆に、「半年後に俺は1キロやせる!」というのも、少し簡単すぎやしないでしょうか。「半年後に一万円貯める!」というのも当たり前にできちゃいそうですよね。

目標をたてて、それに向かって行動していくことで、自分自身が成長していけるような目標にします。頑張って達成したいようなワクワクできる目標です。

エコロジーチェック

目標をいくつかノートに書いたら、それぞれの目標を達成したときに「得られるもの」と「失うもの」をその目標の下に書きます。

目標を達成したら、必ず得られるものだけではなく失うものがあります。

例えば20キロのダイエットを目標にしたとします。

得られるものとして、健康で快適な体だったり、魅力的なボディーライン、オシャレな洋服、憧れの人からの好意などが得られるかもしれません。

一方、失うものとして、今までストレス解消の為のお菓子を食べる時間だったり、友人との食事、会社の飲み会、ジョギングするために今までの、のんびりテレビを観ていた時間がなくなるかもしれません。

こうやって、得るものと、失うものをしっかりと確認することによって、目標を達成するまえに諦めてしまうことを防げます。

もう少しで、達成だという時に「やっぱり友達大事だから、食事誘われたらいかないと!」とダイエットを諦めてしまうのは勿体ないからです。

事前に失うものを確認することで、達成する確率が上がります。

また、得られるものと、失うものを書き出すことで、本当に達成したい目標かどうかを事前に確認することができます。

これをエコロジーチェックといいます。

失うものを書き出してみて、こんな大切なものを失う可能性があるなら、こんな目標は達成したくないと思うかもしれません。

「孫正義になりたい!」得られるものは莫大な資産かもしれませんが、家族との時間や、遊ぶ時間、今の親友との関係を失うかもしれません。

こうやって、書き出した一つ一つの目標に対して、得られるものと、失うものをどんどん追記していきます。

それをやった上で、本当にやりたい目標をピックアップして、6か月後に達成したい目標を決めます。目標はいくつでも構いませんが、先ほど言ったように無茶な目標や簡単すぎる目標ではなく、自分が成長しながらワクワクやっていける目標にしてください。

決断するのが苦手?

・・・でも、目標を決めたら、やらなきゃいけない。

なんか苦しい。辛い気分。

そんな感覚ありますよね。

大丈夫です。

目標は、これからさき行動していくなかで変化させて構いません。

彫刻家や小説家が作品に磨きをかけていくように、目標も磨きをかけていって構わないのです。目標が義務になってしまっては、達成しにくくなってしまいます。目標は愛せないといけません。ワクワクする目標に磨き上げていく感覚で、目標を決めていきましょう。

行動目標をつくる

そして目標が決まったあとは、目標を達成するための行動を思いつく限り全部書き出していきます。

やるべきことをやったら、目標は達成できます。

大阪から東京に行くためには、まず歩きだす必要があります。

歩き出したなかで、タクシーやバスや新幹線など、辿り着くための方法を見つけていけばいいのです。

目標達成の為にできる行動をきめて、それを行動していけば、自然にまた、目標達成のためにできる行動が生まれてきます。

その新たに生まれてきた行動を、実際に行動して、目標に向かえばよいのです。

だから、目標を達成するための行動は、今わかる範囲で構いません。

「グーグルで調べてみる」「本屋に行ってみる」「人に聞いてみる」そこからでも大丈夫です。

そうやって行動してみると、今度は目標の精度が低かったことに気付くかもしれません。もっと自分が達成したい目標が見えてくるかもしれません。

そうなったら、その時また目標を磨き上げて、変更すればいいのです。

今回のワークの意図

今回、6か月後の目標をたてる理由は、目標をたてて、行動を見つけて、実際に行動していくなかで、新たな行動を見つけたり、目標を磨いたりするプロセスを経験し、目標と行動の精度をあげることにあります。

6か月間かけて、目標と行動の精度を上げて、目標を達成できる力を付けるという目的があります。

なので、是非これに挑戦するという心構えで、目標をたててください。

私も、目標をたてるのに苦戦しました。

ようやく目標と、行動が書けたのは音声を聴いてから6日後の夜でした。

なにか、決断するのに抵抗がありました。

一緒にこの音声を聴いて取り組んでいる妻も抵抗があるよう。

ここまでのダイナマイトモチベーションでは触れられていないのですが、私は志を見直し、妻は自己受容を行いました。

ここから先は私と妻の番外編としての補足をします。

私達と同じように、目標が立てられない時は是非参考にしてください。

補足と共有【自己否定】

妻は1週目のちっぽけ行動をすることに、とても抵抗があったようです。どうしてもやりたくなかったそうです。

なんでそんなにやりたくないのか考えていたところ、自分を認めていない自分に気付いたそうです。

私は駄目だ。私にはできない。どうせやったって無駄。

行動しようとすると、そんな思いが湧いてきて行動できずにいました。

そこで妻は考えたそうです。

なんで自分をそこまで認められないか。

そうすると、中学時代にいじめを受けていたことを思い出したそうです。

そして、いじめを受けていたことはこれまで一切、人に話したことがありませんでした。

夫婦共働きの家庭であったため、いじめを受けて学校にいきたくなくても、両親から相手にされなかったそうです。むしろ鼻で笑われたとこ話していました。

だからいじめを受けていたことを無しにしました。

自分の経験から消したのです。

「そんないじめを受けた私は存在しない」といった具合です。

そこからずっと、その中学の経験を無かったことにしていたのです。

そうすると、自分の経験を否定するわけですから、その経験をして成長してきた自分を受け入れることができなくなるのです。

過去の自分の経験を否定するということは、それを経て育った自分をも否定することになります。

だから、いざ何かを行動しようとした時、自分に対して否定が生まれます。

じゃあ、どうすればいいのか。

それは、その経験を受け入れるだけです。

そんな経験があったから、今の私がある。

成長した私がある。

なにも肯定的でなくても構いません。

そんな過去の辛い経験に寄りそうだけでも、自分を認めることになります。

自分を受容することになります。

いまの私のままでいいんだ。

そう気付けただけでも大きな変化が生まれます。

実際、それから妻は行動が早くなり、多くの目標を達成することができるようになりました。

蓋をしてきた過去にしっかり目を向けた結果、短期間で驚くような変化がうまれました。

どうしても、できない。

そう感じているのなら、自分を否定している部分がないか、自分の過去を掘り下げてみると良いです。

自己受容できているか知るには

ちなみに、もし今の環境や、現状に強い不満を抱いているなら自分を否定している可能性があります。

なぜかというと、今の環境や現状を生み出したのは、あなた自身だからです。

そんなわけない?

じゃぁ、今の環境や現状を生み出したのは、あなたではないとします。

そうすると、今の環境や現状を生み出したのは、あなた以外の誰かということになります。

だったら、あなたが今の環境や現状を変えれるわけないですよね。

だって、あなたより他の誰かの方が今の環境や現状を変える権限を持っているわけですから。

現状に不満を持つということは、自分には現状を変える力がないと言っているのと同じです。

現状は過去の自分が創ってきたものだ。

そう思えて初めて、現状を変えていくことができます。

今、あなたがこの記事を読んでいるのも、過去のあなたが何かに興味をもちネットを調べていた結果です。

そういう過去の行動があるから、今が生まれています。

だから、もし今に不満があるなら、自己否定の可能性があります。

ではどうすればいいのか。

「もしこの現状を自分が望んでいたとしたら、何を得ようとしているのだろう?」

こと問いかけを自分に行うことで、潜在意識に隠されていた意図が発見できます。

その意図は、受け入れ難いものかもしれません。

でも、それはあなたが蓋をしてきた過去の見たくない経験から生まれているかもしれません。

そんな自分も受け入れることができて初めて、自己受容ができます。

そして現状も受け入れることができます。

そうすることで、現状を変える力を取り戻すことができるようになるのです。

是非試してみてください。

補足と共有【志?】

そして私がなかな目標を決められなかった理由は、自分が何をしたいのかよく分からなかったからです。

会社を辞めたい。旅行に行きたい。副業で稼ぎたい。

・・・目標はいろいろ浮かぶのですが

よし!やろうという気になりませんでした。

本当は何がしたいの????俺・・・(泣

書いた目標にも気が乗りません。

ホントにやるの?嫌だな・・・って感じです。

なので私は、自分を掘り下げることをしました。

自己を掘り下げる問い

やったことは、自分が何に興味を持っているのかを探りました。

嬉しかったこと、楽しかった経験。どんなところが楽しかった?何が楽しかった?どんな感情だった?

おススメの映画、テレビ番組、本。どんなところがおすすめ?何が気に入った?どんな感情をあじわった?

好きな場所、人、後継、音、感触、食べ物。どんなところが好き?何が好き?どんな感情を味わった?

やりたくても、なりたくてもできなかったこと。なぜやりたかったのか?なぜなりたかったのか?

お金や時間や人脈関係なく、一切の制限を外して活動できるとしたら。どんなことをしたいのか?なぜしたいのか?

余命が1か月だったとしたら。どんなことをしたいのか?なぜしたいのか?どんな感情を味わえるのか?

自分のお葬式で家族や友人、参列者にどんな人だったと言ってもらいたいか?なんといってもらえると嬉しいか?何を遺したいか?

墓標に刻んでほしい言葉。あなたを言い表す言葉はなんですか?どんな言葉を残したいか?

歩いていると魔法使いが閉じ込められたビンをみつけました。ビンを開けて魔法使いを解き放つと、あなたの夢を3つ叶えてくれると言われました。ただし、条件があります。なぜその夢なのかを理解できるように説明してください。

以上の質問に答えていきました。

そして全ての質問に4つ以上の答えを出しました。

自分を客観的にみるには

そして、それらの回答を全てみながら、客観的にこの人はどんな人だろう。なにがやりたい人だろう。この人の生きる目的はなんだろうと考えました。

書いた後は、何も浮かびませんでした。

客観的にみろと言われても、自分の書いたことなので、自分がそれを書いたときの想いばかりが頭に浮かんでしまいます。

そして一晩寝かせて、次の日の朝に、自分の回答を見返しました。

この人は何が嬉しいんだ?何が目的なんだ?

○○ ○○ さん (←自分の名前)は、ふむふむ、こんなの好きなのね。

今度は客観的にみることができました。

そこで見つかったのが

「誰もが制限なく個性を解き放ち、一人ひとりの希望が現実化する世界を創る」

というものでした。

そして更に一晩寝かせて再度回答をみると、もっと抽象的な目的がみえてきました。

「この世界の美しさ、楽しさ、素晴らしさを探求して、追求して堪能したい。そしてそれを人に伝えたい」

なんか・・・スッキリ。気分晴れ晴れ。少し涙もでました。

言葉にしても、不安や疑惑はありません。

気持よく宣言できます。

じゃあ、6か月後の目標はどうするの?

と考えてみると、スラスラ書けました。

志ともいう、人生の目的がみつかると、やりたいことも見つかりやすくなります。なんとなくやってみたかったことも、その理由がわかるようになりました。

そして、それぞれの目標の優先度や、力の入れ具合もイメージすることができました。

ぜひ、何をやったらいいかわからない、とモヤモヤしている方は、この方法を試すと効果絶大です。

もし、書き出した回答を見ても、客観的に目的が見えてこないようなら連絡ください。私が客観的にあなたの目的見繕いますw

ではまた、4週目でお会いしましょう。

しっかり6か月後の目標を作ってくださいね。

そして、この講座の気付きを毎日ノートに書いてくださいね。

一緒に楽しみましょう♪

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