勉強しなさいという前に。。。(お母さんたちへ)
僕はかなり怒っています。
普段、子どもたちとの活動の中で、
子どもたちに「とにかく勉強しなさい!」「成績悪いのはゲームしすぎやから!!」と言っている親御さんがかなり多いです。
そう言われ続けた子の共通点は、
「やりたいこととか特にない」
「暇潰しはゲームだけ」
など、人生ワクワクしていない。とにかく目が沈んでいることなんです。
未来の創り手である子どもたちがこれからの人生に期待していないんです。
これは大問題です。
今回のブログでは、
子どもに勉強しなさい!と怒鳴りつける前に、ぜひ考えてほしいことが少しでも伝わればとおもいます。
■勉強嫌いな子、なぜ勉強しないの?
多くの親御さんは「なぜうちの子は勉強しないの?」と頭を抱えています。でも悩みは、子どもたちが一人前の人間として成長してほしい、人生をより良く生きてほしい!と願っているからこそなんだと思います。
それはステキな願いだと心から思います。
ただ、その願いが強すぎると子どもたちの重荷にとなり、苦しめてしまうことがあります。だからその願いをちょっとだけ視点を変えてみましょう。
さて、勉強嫌いと決めてしまう前に、さてその子は本当に勉強嫌いなのか?と考える必要があります。勉強とは”学校が勝手に決めた”勉強だけじゃありません。
国数英理社の他に、スポーツの研究、Yotubeの動画編集の研究、料理の探求、など数えあげればキリがありません。
学校の勉強が苦手で”能力のたった一部分である偏差値”が低いだけで、
動画編集にはかなり熱心に勉強できるかもしれません。
そんな子に対して、「勉強ができない」というレッテルを貼ったらどうなるでしょうか?もしかしたら、私は動画編集もできないのかも…と全ての勉強が苦手だと思いこんでしまうことがあるかもしれません。
そうして否定され、元々苦手な学校の勉強だけをさせられた子が
「やりたいことがわからない」となってしまうのではないでしょうか。
つまり、勉強しなさい!という前に
「この子が本当に興味あることは何だろう?」と一歩踏みとどまってあげてほしいです。そうすれば、ちょっとでもその子の重荷がおります。
荷が、おりれば軽やかにさまざまな興味分野にワクワクして勉強できるようになります。全ての子どもたちが少しでもワクワクして興味分野を勉強できるよう願っています。
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