地方創生のイベントの成果@ボタフェス
日本の地方ではどんどん過疎化が進んでいます。そんな中、我々「ボタフェス」は大阪の小さな町、細河を盛り上げるべく立ち上がりました。
イベント業には地方を再度盛り上げる、大きな力があります。このブログを見てくださっている方にも大いに活用できる部分があります。ぜひ参考にしてください。
■ボタフェスとは
すでに廃校になった私の母校「細河小学校」で行われたイベント。
植木の聖地としても有名なこの地で、もう一度植木産業を盛り上げることを目指し、イベントが開催されました。
細河を盛り上げるべく、植木、食、音楽、教育,,などなど、さまざまな分野の方が集まりました。結果として本当に多くの方々に来ていただきました。
私はその中でもキッズエリアというブースを担当しました。そのブースがどのようなプロセスをたどってきたのか、紹介できればと思います。
■イベントまでの道のり
○ミーティング(2021.4~)
全8プロジェクトに分かれてミーティング。みんな「地元を盛り上げたい!」と想いは同じです。
想いをカタチにするまでのアイデアをみんなで共有していきます。
○キッズプロジェクトの取り組み(2021~8~)
ミーティングの結果、2年生のキッズプロジェクトでは「テント作り」に決定!
でも、そのテントをどんなものにする?テントの中でどんなことをする?など...
課題は残ります。そこで、ほそごう学園2年生のみんなと考えました!
ほそごう学園の先生方やスタッフ、そして2年生のみんなが本当にたくさん協力してくださり、アイデアがたくさん出ました💡。
〇準備スタート!
イベント当日使うものを準備してくれています。
ありがとう😊
〇テント⛺️作り&当日のTシャツづくり(2021.9~)
〇リース作り(2021.9~)
イベント当日に使用する「草の輪」作りも子どもたちと作りあげます。
■ イベント当日(2021.11.13,14)
さていよいよイベント当日!
キッズエリアだけでなく、たくさんの地域の方々の協力を経て、イベント開催❗️
おかげさまで無事終了〜
■イベント成果報告会(2022.1.22)
イベントが終わって数ヶ月後、ぼくたちの成果を学校に報告しに行きました。
「イベントを意味あるもの」にするには、「何がよかった?」「何を改善できる?」も考えます。
その内省が次回、より良いものを作り出し、イベントを持続可能なものにしてくれます。
今回は「子どもたちがやりたいこと」をただただやった訳ではありません。やりたいことを通して、地域の人の役に立つ。それをこどもたちは学んでくれました。
■まとめ:イベント開催は地方創生のカギ、教育のミライ
半年がかりの「ボタフェス」は無事終了することができました。
細河を盛り上げるべく、たくさんの方が集まったことは地元としての誇りとなりました。
また、今回、何よりも僕が有意義だと感じたことはイベントを子どもたちと一緒に創り上げられたことです。
本来、子どもたちの心の中には「やりたい!」がたくさんあります。
ただ、「実行までのプロセスを描く」「安全管理」「周りを巻き込む」を子どもたちだけでやることは難しい場合が多々あります。
そこで、大人が「やりたい!」の具現化サポートをする。
「折り紙をしたい!」であれば、「何枚必要?」「大人は何を用意したらいい?」などを問いかけ、その要望に応じたものを用意します。そうして、子どもたちのやりたいが設計されていく。
「やりなさい!」と言われたことをやるのでなく、自分のやりたいを実現するため、何が必要で誰と協力して誰の役に立つのかを子どもたちは考え、
実行しました。
そうして、イベントは無事、最高なものになりました。
その成功の背景には、先生方の大いなるご協力がありました。イベントまでの実行支援をしてくださり、子どもたちの納得いくものとなりました。子どもたちの熱量からそう感じます。
本当にご尽力に感謝いたします。
今回のイベントをただのイベントとして位置付けるのではなく、地方創生、そして教育の一つの形になればと思います。
来年以降も開催いたします。ぜひボタフェスをよろしくお願いいたします。
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