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🖊風力発電を学んでみよう🖊

その名の通り、風の力を利用して電力を生み出す発電方式ですね。
化石燃料を使わないため、CO2排出量が少なく持続可能なエネルギーとして注目されています。

この風力発電で、最近気になったニュースがコチラ👀

◆三菱商事、洋上風力発電事業で522億円の減損損失を計上
三菱商事、洋上風力発電で減損522億円 社長「ゼロから見直す」:朝日新聞

522億円…

インフレや円安などに伴う建設コストの高騰が大きいようですね…

期待されながらも、まだまだこれからの風力発電。
どのような課題があるのでしょうか?

~課題~
●安定性
名前の通り、”風”の力が重要な風力発電。
風が弱いと発電ができず、強すぎるとタービン(原動機)に負荷がかかります。

需給バランスを調整するための設備がポイントということですね。

●立地
日本は土地が狭く、風が十分に吹く場所が限られます。洋上の風力も注目されているのは、このためですね。

地元住民の反対(景観問題、騒音、振動の影響)もあると聞きます。これは、あらゆる新規開発時に”付き物”ですね。

●コストと経済性
初期投資が高め(風車や、送電のためのインフラなど)。そして、メンテナンスコストも。

発電コストの低減が今後の課題と言えます。

●その他
・風車の耐久性
・低風速でも発電できる技術
・送電網の整備
・バードストライク(Bird Strike*)など、自然界への影響
*鳥が飛行機や風力発電の風車(ブレード)などに衝突する現象

etc.

といったところでしょうか。

~国際比較~
国内でも1970年代から研究が始まっていたとされる、この風力発電。
しかし、2022年度で約0.9%・2023年には約1.0%と年々増加傾向にあるものの、依然として全体の発電量に占める割合は低く、さらなる普及が求められているようです。

他国の事例も見てみると、デンマークでは、約50%を風力発電で賄っているとのこと。凄いですね。
政府の支援や、地域主導型の風力発電プロジェクトもあるようです。


そもそも日本は、山が多く平地が少ない。
つまり諸外国のような、広大な土地がありません。
それから、台風や地震の多さも機器の耐久性に影響していそうです。

何やら様々な課題が入り交じり、一筋縄では行かなそうな風力発電(フム)

しかし、そのような事業に身を投じて、がんばって下さっている方もおられますね!

私たちに身近でありながらも、あまり知らないエネルギーのこと。
何事も関心を寄せることは、大切かと存じます👐

今日は、風力発電をとりあげてみました☺

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