見出し画像

🖊いまさら聞けない「空き家」の課題🖊

ニュースでもよく見かける、”空き家問題”ですが、そもそも何が問題・課題なのか?みなさんご存じでしょうか👀

私は専門家ではありませんが「社会課題コンサル」を名乗っており、多方面に目を向ける必要があります。

そこで本日は、空き家の課題を整理してお伝えします。

~ 空き家の課題ってなぁになぁに? ~
①治安の問題
空き家は老朽化が進むことで、倒壊のリスクがあります。
また、不法侵入者による火災や犯罪の温床となることもあります。
放置できないということですね…

②環境問題
放置された空き家には雑草やゴミがたまり、地域の景観や環境を悪化させます。

特に観光に力を入れている自治体からすると、美観を損ねるのは、よろしくなさそうですね。
また、火災など事故のリスクも高まります。

③経済的な問題
空き家は土地の価値を下げる原因となり、近隣の不動産価値にも悪影響を与える可能性があります。
近隣とのトラブルも心配ですね…

④コミュニティ
空き家が増えることで地域のコミュニティが崩れ、人口減少や高齢化が進む可能性が高まります。

昔は人が住んでいた景色。
切ないものがあります。

⑤コストの問題
建物は管理費や税金の支払いが必要ですが、利用されないために収益を生まない負担となります。

他にもあるかも知れませんが、主だったものは、上記かと。

これらはもちろん、高齢化社会と密接な因果関係があります。
私も愛媛の実家に母親だけが住んでいますから、他人事ではありません。

やや古いデータになりますが、国内の空き家は、留まることなく増加傾向。
(20年で約1.9倍に増加)

R4国土交通省:空き家政策の現状と課題及び 検討の方向性


これに対して、自治体が民間企業と連携して、空き家対策に取り組むケースも増えていますので、好事例の創出に引き続き期待。

そしてここでも、もちろんICT活用が期待されます。

事例:
「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」
先端技術を駆使した空き家対策の採択事業を決定|東京都

この事業では、
「人工衛星による熱赤外画像等のリモートセンシングデータと採択事業者が保有する空き家情報を、AI(人工知能)を活用して分析し、空き家が多いエリアをリアルタイムに検出する技術を実証する」

とのこと。

確かに土地を歩いて調査するのは、かなりの時間コストを要しますので、このようなユースケースにも期待がありますね💡

というような感じで、自身も学びながら、社会課題を知る投稿も少しずつしてみようと思います☺

神保町SOLIDA内リアル店舗(書棚)
くるみ出版 | PASSAGE by ALL REVIEWS


🖊くるみ出版代表✖作家 中田 和良の作品集🖊
~ビジネス・社会課題~

~小説~

~詩集・エッセイ・その他~


~絵本~
※本作の売上は、障害児支援活動へ全額寄付となります



いいなと思ったら応援しよう!