福岡・博多~中州周辺ランチvol.1
今日のランチは何を食べるか……散策を兼ねて会社周辺を歩いていると目に入った「ダッチコーヒー専門店珈琲館」の文字
入り口には大きなコーヒーミルのオブジェにランチメニューの看板
本日の日替わりは豚肉のねぎ塩炒め ¥700
生姜焼きではなくねぎ塩のあたりに惹かれた。今日のランチは即決だった。
初めて入る店なので少し緊張していたが、一歩店内に足を踏み入れた時に見えた店員さんのやわらかな笑顔と店内の落ち着きのある空間が緊張を和らげてくれた。
店内の控えめなクラシックのBGM、禁煙の風潮にある現在には珍しく煙草の灰皿が各席に用意されている——きっと、この周辺の愛煙家にとっては憩いの場なのだろう。隣の席の食事を終えた女性も灰皿には吸い殻が積もっていた。
程なくして店員さんがオーダーを聞きに来た。
揺るぎないねぎ塩への執念から日替わりを注文し、更に珈琲館なのだからきっと美味しい珈琲が飲めると期待して+150円で珈琲を併せて注文した。
ねぎ塩が来るまでの間、店内をチラチラと観察する。
柱にかかった時計も窓際のランプも成長したサンスベリアも奥のレンガタイル壁も何もかもが良い雰囲気だった。食器を下げている時に聞こえる陶器とカトラリーの音も、渋いおじさま方の低い声の談笑も、新聞紙を捲る紙の擦れる音も何もかもが空間演出のように思えた。
後から入店した男性が煙草をふかし始める。
私はどちらかといえば、煙草の匂いが苦手だ。しかし、この空間では煙草の紫煙すらも演出の一部のようだった。
といった小説調で考えているうちにランチが運ばれてきた。
待ってましたねぎ塩豚肉炒め!
一口、おいしい!!濃すぎないねぎ塩おいしい!!家庭的な味でとても好きなやつ!ごはんがススムくん!!これこれこういうのでいいんだよって脳内孤独のグルメ状態!ゴローさ~ん!!Guts!! ガツガツ!! Guts ガツ!!ウマイモンたち呼んでるぜ!!!(ここトリコ)
※実際は脳内で上記のことを考えつつもゆっくりよく噛んで食べてのんびり味わいました
いい感じに食べ切る瞬間、珈琲が運ばれてきました。
タイミングがよろしおす!!食後の飲み物を運んでくるタイミングが素晴らしすぎる……ボーテ!10000000点!!ブラックで頂きましたが本当に美味しかった。一気飲みしたいくらいだったけど店内の雰囲気を味わいたいのでゆっくり飲んだ。美味しい……
ごはんも珈琲も雰囲気も良い素敵なお店でした。次はピラフ食べよう。
記事制作約40分/ずっと小説のような文体にしたかったけど時間がかかるのでどうしたものか…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?