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交通事故から子供を守る方法なんて

池袋の事件もそうですが、三宮の事故、千葉県の木更津での事故など、ここ数日で交通事故に関する話題が多くニュースで取り上げられています。

親になって、子供がそこそこ大きくなって、自分で街中を歩いたり、走り回れるようになると、街に出たとき、交通事故に遭わないかどうか、親としてはどうしても気になるわけです。

ましてや、青信号なら進め、赤信号なら止まれ、という交通ルールを守っていたとしても、防ぎようがない事故に遭ってしまう可能性は0ではない。大人だってそうなんだから、子供なんてなおさら。

池袋の一件なんて、ニュースで事故の映像を拝見しましたが、あれは防げないです。赤信号に高速で突っ込まれたら。


だから、私は親として、少しでも自分や子供が交通事故に遭う確率を下げるために何ができるか、考える。

そのヒントになってるのは、私の父の言葉です。


私の父親は警察官でした。交通が専門。白バイに乗っていたり、交番勤務したり。年をとってからは、近所の小学校を回って交通安全の大事さを子供に伝える、交通教室を開いて回ってたようです。

そんな父ですから、子供の私にも細かいことをいろいろと言ってきました。

信号が青だからっていって、安全とは限らない。ちゃんと車道をチェックして、車が来ないことを確認する。

道路を渡ろうとして横断歩道の信号待ちをするときは、(車が突っ込んでくるかもしれないから)なるべく道路から離れたところで待つ。

とかとか。

総じて、「急がず、よく確認する」ということを伝えたかったんだろうと思います。


交通事故を防ぐために議論されていることとして、例えば、自動運転技術が発達して、人間のオペレーションミスによる事故発生の可能性を無くす、一定の年齢以上の人は、免許を更新する権利を剥奪する、などが挙げられていることはニュースで知っています。

ただ、それらは長期的な視点で議論される話であって、すぐに実行される話ではありません。


だけど、僕の、僕らの子供は、そんな議論をしてる間にも少しずつ大きくなっていくのです。長期的なスパンに立った議論も必要ですが、今すぐ、どうにかしなきゃいけない。

でも、決定的にどうにかできる方法なんて、ない。可能性は0にはならない。

なので、自分ができることは、父から聞いた話を子供に言い聞かせていくしかない。

でも、それでも可能性は0にはならない…

ということを、池袋の事件が起こってから、モヤモヤとぐるぐると、考えています。


自分のなかで答えは出ていません。ちょっとずつ、気をつけて生活していくしかないのかな、と思っています。

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