映画「マチネの終わりに」を観た
映画館のレディースデイに時間があったので、「マチネの終わりに」を観た。
数年前に新聞の連載で読み、書籍でも原作を読んだ。
映画化されると原作とは内容が変わるというのは、よくあることだ。それを踏まえつつ、1つわたしが期待したのは、書籍の表紙のイメージが映像化されたらいいなぁということだった。
色彩心理では、黄色は未来を、青が過去を表す。
作品に出てくる言葉「未来は過去を変えられる」
作品のテーマともなる言葉は、やはり原作と同じようにあった。
原作とは違う部分には少し論理性に欠けるセリフがあって、わたしは気になったけれど、映画は原作とは違うエンターテインメント性が求められるのだろう。
人は自分の記憶に縛られ、自分の記憶を変えながら前進していくものだと、改めて思うことができた。