雑感67 ステンドグラスの写真集
気持ちの良い本を見つけました。「世界の美しいステンドグラス」という写真集です。
多くは教会、それも大聖堂と呼ばれる天井の高い場所が多いのは、やはり文字が読めない人にも伝えるという使命があったからでしょう。聖書のモチーフを使っているにも関わらず、どれひとつ同じステンドグラスがないのは、芸術の域に達しているともいえます。
国によっても違うのが面白いところ。その地域に住む人の美意識でもあるのでしょう。リオのカーニバルで有名なブラジルに、寒色のガラスだけを使った聖堂があるのも意外でした。
図書館やミュージアムのステンドグラスの写真もあります。教会とはまた違った味わいがあります。遊び心で作ったようなものも。
いずれにしても、どこか祈りのようなものが含まれていると思えるのは、材質が割れるガラスという繊細なものだからなのかもしれません。
自分の備忘録として、リンクを残しておきます。書店では、もう手に入れられない本みたいですね。
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