仲田壮大

2003年生まれ。東京造形大学在学中。勉強している。

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服のはなし

服が好きだ。 僕は小さい頃から自分の体型に対するコンプレックスがあって、他人に自分の体を見られることがすごくストレスだった。子供は悪意もなく人の気にしてることを指摘してくるから、何か言われるたびに傷ついてきた。 自分の存在に自信がない人間にとって、服は救いだ。 僕の場合それは自分の体を覆い隠してくれるという意味のものだった。 服が社会と自分を一枚隔ててくれることによって、僕はコンプレックスから解放されて自然な自分の状態でいることができる。 + 一方で、服との付き合いに

    • I'm Here

      こんにちは。仲田壮大です。 個展を開催することにしました。 タイトルは『I'm here』。 会場は、"ギャラリー小宇宙"というギャラリーで、期間は2024年2月2日-2月4日までとなっています。 この記事では、僕が個展を開催するに至った経緯と、タイトルに込めた想いを紹介します。 孤独を感じていた。 漠然と自分が存在しているのか不安になる。僕のまわりを取り囲む世界は、僕のことなんか気に留めず動いているから。ぷつりと世界との接続が切れて、誰からも認識されなくなるのではな

      • 人生を豊かにしてくれたアニメ100選(2024.6更新)

        はじめにまず、こんな誰も知らない無名な人間の記事を読みに来てくれてありがとう。 あなたはきっと、心からアニメを愛する方なのだろう。この記事で紹介する作品は、巷でよく見るアニメ紹介よりは多少マニア向けになっていると思う。せっかく読みに来てくれたのだから、楽しんでもらえたら幸いである。 僕は現在19歳で大学一年生だが、幸いなことに、人生に絶望したり挫折したりという苦労は、それほど無く生きられたように思う。アニメを語るときに、人生を変えてくれたと言う人がよくいるけれど、そういった

        • 幸福な人生、上質な生活について

          どうすれば幸せに生きられるのか。 小さい頃、テレビに出ている大人たちは幸せだろうと信じていた。注目されて、お金もあって。でも、ニュースで著名人の自殺を耳にするたび、確信は薄れていった。著名人と一般人に関わらず自殺はするのだと。自殺の理由の全てが、必ずしも不幸に起因しないにしても、幸福な人生を送ることは、自分が何者になったかではない。 生まれた瞬間から死ぬまでが人生だ。 人生をストーリーとするなら、それを鑑賞できるのは自分ではなく、死後の未来の人間だけで、今を生きる僕らに

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          大人になること 僕は現在19歳で大学一年生。今年は20歳を迎えることになる。小さい頃は、20歳を超えた人間は何か別の生き物になってしまうように想像していたが、いざ目前になっても僕は僕のままで、驚くほどに何も変わっていない。  この前の成人年齢引き下げによって僕は思いがけないタイミングで成人してしまったが、よく考えれば大人というのは、時代や社会や地域によっていくらでも判断が変動する曖昧な存在だった。20歳を大きな境界線にして生きてきたが、それも意味を無くした。  大人は自動

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