【失敗談】猫に脱走された話と里親募集

今回は大失敗な話を。
批難されることを承知で書きます。

基本的には野良猫を捕まえて手術して元に戻す【TNR】活動をしています。

【神栖の猫のことなら】

なので、「飼い猫が脱走した」などの相談も受けます。

そんなときに、いつも言うのは

「保護活動者、いわゆる猫のプロのような方でも脱走されてしまうことはあります。
完璧に脱走対策をしていても、まさか、があります。
どうか、ご自身を責め過ぎないでください」

ということ。

そんな私が脱走されました。

経緯ーーーーーー

TNRの相談が入り下見に。

なかなか美人なママにゃんです。

野良猫の不妊手術専門病院が混雑していて、手術の予約は1週間後…

普段ならば、このタイミングでは捕まえないのですが、

仔猫の状態が悪い…

大きさとしては1キロくらいなので手術はできる。

母猫1匹分、手術の空きがあったので、母猫と仔猫6匹　全部で7匹を捕まえました。

親子猫を捕まえるときは必ず母猫から。
仔猫から捕まえると警戒した母猫が入ってくれなくなります。

紐を付けたペットボトルを捕獲器の扉にかませて手動で引っ張ります。
母猫と茶トラ1匹が捕獲器に入ったところで作動。

その後は別の捕獲器の隣に母猫入り捕獲器を置いて仔猫を続々と捕まえました。

帰宅後はシャーシャーな仔猫たちにノミ取りスプレーをかけて目薬をし風呂場に解放。
ノミダニの薬が完全に効く2日後まで風呂場で我慢してもらいます。

翌朝、母猫手術。
ウイルス検査両陰性。

夕方にお迎えして、母猫は我が家の倉庫に。
仔猫たち1匹ずつに薬入りのフードを与える為、下の写真はキャリーを使用しています。

事件は6時40分に起こりました。

朝、風呂場を開けると、

トイレの位置がズレていて、排水溝の蓋が開いていました。

！！落ちた！！瞬間的にそう思い、数を数えると5匹しかいません。

キジトラが落ちた！！

我が家は古い家で水が溜まるトラップがありません。
ライトで照らしても手を突っ込んでもネットを垂らしても声を掛けても反応がありません。

死んでしまった…殺してしまった…

朝から近くの水道会社に電話しますが、どこも企業向けの会社で受け付けていないとのこと。

日頃使っているトイレの浄化槽の会社へ電話をすると

「たまたま今日、行く日だから専門ではないけれど見てみます」

と仰ってくださり朝1番で来てくださいました。

すると、たまたま、これもたまたま！担当の方が猫好き！

家の外周を確認。

お風呂場の水はここに流れるから…

ここに居ないなら、出て来てないってことだね、と。
水深は浅く、1キロの仔猫ならすぐに発見すれば溺れ死ぬくとはなさそうです。

すぐにスコープを持っている会社へ電話をしてくださり待機していると…

出たー！！！！！！

お礼もそこそこに即シャンプー。

疲れてぐったり。

ごめんね。

怖い思いをさせてしまって、本当にごめんなさい。

排水溝からは風が噴き上げてきます。

外へ出られると思ったのでしょう。

危ないのでトイレを置いていたのですが、動かして自ら排水溝内へ入り込もうとします。

対策としてブロックを置くことにしました。

以上が私の猫に脱走された話です。

本当に反省してもしきれません。

このようなことが二度と起こらないよう活動を続けていきます。

仔猫ズ無事に風邪が回復して不妊手術が終わりました。

絶賛里親募集中です。
まだ3匹の里親さんが決まっていません。

丸顔で可愛いドボンちゃん↓
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構って構ってなジロくん↓
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おしゃべりなオシャ↓ 
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まだフーシャーすることがありますが娘が抱っこ出来るくらいには慣れています。
里親さんの元へ行った方が慣れも早いと思います。
ツンデレ体験しませんか？

どうぞよろしくお願いします。