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Midjourneyでゲーム用の宝箱画像を作る:Remix機能

GenerativeAIをゲーム開発に活用する方法Tipsのマガジン
ゲーム開発AI Lab. Witchpot
に含まれる記事です。ゲームづくりを前提に書かれています。

皆さんは画像生成AIは何をよく使いますか?

僕は色々使った結果、楽さとクオリティでMidjourneyを使う事が多いです

このGIFの素材も旗以外はすべてMidjourneyで作成しました

Midjouneyは「ハイスペックなPC」や「環境構築」が不要で
クオリティの高い画像を作れるため、個人的にはとりあえずMidjourneyから始めるのがおすすめです。無料トライアルがなくなってしまいましたが月$8~です


概要


Midjourneyで画像を作ろうとすると
「大体良いなんだけど、なんかちょっと違うんだよな」
ということが多くあります。

今回宝箱の画像を作ってみました。(プロンプトはキャプション)

a treasure chest full of gold and silver coins, 3DCG game asset, white background --v 5

この宝箱は形状・構図としては良いのに新品感が強過ぎて「長い間、隠されていた宝箱」のようなワクワクする雰囲気が全然ありません
なので長年置いておかれて錆びた感じや汚れた感じを出して行きます。

ここではMidjouneyだけで欲しい絵を作るのに便利なRemix Modeを具体例を出して紹介をします

Remix mode の設定

同じ画像をMidjouneyのRemix modeという機能を使っていきます

Remix mode の設定

Midjourneyで /settings と送信すると↑のような設定画面が開くのでRemix modeを選択します

Remix の使い方

そのうえで生成した画像のVariation生成ボタンを押します

するとRemix promptというポップアップが表示されます

今回は風化させた感じを足したいので weathered と追加して送ります

すると同じ構図のまま少し風化した感じが出ました。

weatheredを追加

ただ、もっと汚れた感じや錆びた感じを出したいので、[dirty]や[rusted]といったワードを追加してRemixしていきます。

dirty を追加
rustedを追加

このような感じでプロンプトに状態を表す言葉を追加していくと欲しい感じの絵になっていきます。

dirtyやrustedなどの形容詞を出し尽くした場合は類語で調べるかextremelyなどの修飾語をつけるなどしても反映されます。

このようにRemixModeを使うとMidjourneyだけで雰囲気を更新していくことができます。

まとめ

他のStableDiffusionやPhotoshopなどでも同様のことが出来ますが、使いこなすための学習コストや設定などが多いので比較的簡単にできるMidjourneyは絵が描けない人がゲームなどで使う素材を作りたい時にはかなり重宝すると思います

今回は質感を変えましたが、質感じゃなくても

  • イラスト感を出す

  • ライティングを変える

  • 見た目の画角や構成を変える]

  • …etc

など言葉で表現していけば、欲しい絵を作っていくことが出来るので試してみてください!



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