『龍が如く0 約束の場所』をプレイした私の心境。
みなさん、こんにちは。NAKASHIです。
たまにはnoteのお題に乗っかって記事を書いてみようと思います。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
心に残ったゲーム…。ゲーム大好きなヌルヲタ・ヌルゲーマーの私が推したいゲームはたくさんありますが、ぱっと思いつくのはタイトル通り。
『龍が如く0』です。
私が推さずともこのゲームの素晴らしさを理解され、私よりも巧みに紹介なさっている方は大勢いらっしゃるかと思います。なので私はあえて
「このゲームをプレイしていた頃の心境・状況」
「このゲームが私を惹きつけたポイント」
「このゲームに私が感動した理由」
という観点から記事を書いてみましょう。
ん?
「『龍が如く』シリーズをやったことがない」?
「『龍が如く0』の内容を知らない」?
仕方ありませんねぇ。今すぐAmazonでもメルカリでも好きなアプリを使って、PS3とソフトを買ってプレイしてください。
ブックオフやビッカメに駆け込んだってかまいません。さぁ早く。
このゲームをプレイしていた頃の心境・状況
私がこのゲームをプレイしたのは確か2年以上前。腫瘍ができた右肘の2度目の手術を行う直前にたまたま購入していたことがきっかけでした。
それまでの私は
・龍が如くの1・2は既プレイ
・3の大筋のストーリーは知っている
・『見参!』はやりかけで休止中
・4は全くわからない
・飛んで『OF THE END』と5は既プレイ
という状態。なぜ買ったんだっけ?『闇金ウシジマくん』などのアウトローっぽいドラマや映画も大好きだったけど。
で、手術が無事終了。有休を食いつぶしながら自宅療養していた頃、暇つぶしにプレイしていました。右肘の痛みを紛らわせながら「なんでこんなに何度も手術しなきゃならんのだ」なんて考えてましたっけ。
右肘の手術にまつわる思い出とかはまた別の記事に回しましょう。
このゲームが私を惹きつけたポイント
・すべてを「カネ」で解決する
このゲームのキーワードは「カネ」「女」「暴力」です。特に1987年というバブル絶頂期を舞台にした物語。夜の街は終始ハイテンションで大賑わい。
いい酒も、いい車も、いい女も…すべて「カネ」さえあれば手に入った
(と、とにかく『0』の世界観はそういうものなんです)。
このゲームでも例外なくカネがあればすべて解決。
システム的に語ると、まず「経験値」という概念が存在しません。レベルアップ・パワーアップにも稼いだカネを突っ込んで成長します。
で、ゲームが進むと店や会社のオーナーになったりしますし、札束をばらまいて雑魚敵をかわすことまでできてしまいます。カネって恐ろしい…。
でもこのシュールさ・斬新さは気に入りました。
・バブルの時代を堪能できる(気がする)
1987年といえば私が生まれた年なんです。親近感は湧きますがトーゼン当時の記憶なんかありません(なんだったら出身は鹿児島なので、舞台となる当時の東京も大阪もよくわかりませんし)。
やがてバブルは崩壊。まもなく不況が訪れ、社会も歴史もひっくり返るあれやこれやが起き…。
「昔はよかった」とおっさん・おばさんが懐かしむ「バブル」の時代ってどんなだ!?と想像する20代~30代くらい?の私と年齢層が近い世代にとってまさに「幻想」と化した狂乱の時代を追体験できる…気がします。
・もちろん『龍が如く』エッセンスはバッチリ
物語の主人公・桐生一馬は『0』当時20歳。真島吾朗は24歳。…若っ!?
アラフォーになっていない桐生さんとか大丈夫!?
真島の兄さ…いや、兄さんになる前の兄さん(ひどい日本語!?)なんか不安だ!?
大丈夫。「いつもの龍が如く」です。
真島の兄さんのキャラがかなり違う以外は。
このゲームに私が感動した理由
・「いつもの龍が如く」
上記の通り「いつもの龍が如く」なんです。
アウトローな任侠ドラマと、その根底からにじみ出る人間の熱い感情。人間の醜さ、そして美しさ…。そんなものをドーン!と叩きつけるように伝えてくれるゲームです。
作品によって評判が分かれてしまうことも出てきたこのシリーズですが、この『0』については、誰へ対してもおススメできるものだと私は考えます。
・シリーズで一番「明るい」
あくまで主観ですが、作風が同シリーズの中では最も明るい作品のひとつであるように思えます。
重厚な人間ドラマに打ちのめされ、プレイ後はおなかいっぱいになったかのような感覚を噛みしめながら余韻に浸る…というのがシリーズ通しての感触だと感じられたのです。
しかしこの『0』に関してはスカッ!!とした爽やかさすら感じました。あの『龍が如く』の雰囲気を壊さないままに、です。これってすごくないですか?
クリアしてからずいぶん時間が経った今でもまたプレイしたくなり、プレイしてしまうほど大好きなゲームです。
長々と想いを綴ってしまいましたが、私の感覚やオススメする気持ちが、少しでも伝わりましたら幸いです。