ななん版 現代文トレーニング
徒然に自分が実際にやったことがある効果が高い日本語力、国語力、教養のトレーニングを紹介します。
冷暖自知(冷たいか、温かいかはいくら他人に説明されてもわからないが、自分で実際に手に触れれば即座にわかるの意味です)
なので実際にやってみないと効果は実感できないのであらかじめご了承ください。
1縮約 下記のサイトをが参考ください。
https://readingmonkey.blog.fc2.com/blog-entry-604.html
新聞を一言一句書き換えずに短くして原稿用紙1枚にします。最初は90分くらいかかりますが、
慣れてくると15分程度で書くことが可能になります。
要点を捉えるのにおすすめです。
また引用元になっている本は「日本語練習帳 (岩波新書)大野晋 著」です。
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?100本ノック。なんでも良いので自らが課題だと思うことを?を100個書き出します。
例えば自分は何をしたいのか?何が楽しいか?楽しいとは何か?最近楽しかったことは何か?
楽しくないとはどんな時か?楽しくなかったことは何か?楽しくないを避けるにはどうするか?
重複しても良いので大きな問い?「将来 楽しくするためにはどうするか?」などを小さく細分化する作業です。
「あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)山田ズーニー 著」本当に素晴らしい本です。
TEDでも山田ズーニーさんのプレゼン見れます。僕は直接レクチャーも受けましたがそのままの人です。
自分がどうしたいかわからない時におすすめです。
3なんでも良いので新書や評論系の本を一冊全ページの「接続詞」に印をつける。
僕の場合は「本を読む本 (講談社学術文庫) 文庫 J・モーティマー・アドラー (著), V・チャールズ・ドーレン (著), 外山 滋比古(訳)」の全てのページの接続詞に印をつけました。こうすることで話の論理的な流れが明確になりより深く本の理解や書類やメールの理解ができます。
4 3に関連しますが「論理トレーニング101題 野谷茂樹 著」を全部解くとかなり接続詞や文章の論理構造に強くなります。難しい方は「子どものための論理トレーニング・プリント 三森ゆかり 著」もおすすめです。お子さんがいらっしゃる方は一緒に解き進めるのも楽しいでしょう。繰り返しますが僕は解いています。
5 音読 「坊ちゃん 夏目漱石 著」「金閣寺 三島由紀夫 著」を音読しました。
音読することで自信になり、これくらいの短い本は読めるや!など読むハードルが下がります。
6毎日原稿用紙2枚に記述。
400字原稿用紙に1枚は「その日の反省」、2枚目は「対象となる人物や問題に対して具体的にどんな行動を取るか」について書いていました。?を持って疑問文で書き出すのがポイントです。
所要時間は2枚で15分です。
7 読書。好きな本を読みましょう。読書メーターなどアプリもありお友達とアプリで共有するのも楽しいです。
8受験問題を解く。特に社会人や大人の方は共通テストやセンター試験の評論文や小説を読むと読解力や教養が身に付きます。好きな教科があれば日本史、世界史、化学、数学など楽しみとして活用するのは力になります。
付随してこれから読売新聞などのサイトに有名私立大学や国立大学の問題が特設サイトに掲載されます。
僕は毎年、東大、京都大、慶應、早稲田の全ての大学の現代文の問題文を全て読んでいます。
9新聞の社説を読む僕に場合は朝日、毎日、読売をネットで無料なので毎日読んでいました。
だいたいAM2:00には更新されますし、重大な事柄についての各社の姿勢の違いも楽しい。
10落語を聞く。言葉のプロ落語家のCDやサブスクもあります。古いですが僕は古今亭志ん朝が好きで繰り返し聴いて話し方の訓練や分析などしていました。
たまに子供たちに落語を披露してアウトプットしていました、するとなぜ?ここでこの話をするのか明確になり話し方の組み立て方の練習になりました。
11アウトプットが大事なので元塾の先生としてはアルバイトの大学生や社会人の方、子どもたち保護者の方に新たな知識は説明してブラッシュアップするように心がけていました。
「セクシャルウェルネス」など新語や新たに知った知識をシェアするのは楽しいし、自身の訓練にもなります。
12試写会やシンポジウムや説明会、研修では基本的に1番に手を上げました。
恥をかいても一瞬ですし誰も覚えていません。
簡潔に質問したいことを聞くには場数を踏むことが大事ですし、
ある映画の試写会では僕が質問したことで知らない人から「良い質問だった。ありがとう」と感謝されました。失敗する人を応援したいので自ら失敗をするようにしてました。成長につながります。
以上です。
引用です。「I got into my bones the essential structure of the ordinary British sentence.」
「普通の英文なら、その基本構造を骨の髄まで徹底的に理解した」
ウィンストン・チャーチル
僕は上記を4年続けて重度のうつ病になったので、楽しみや参考程度に。
Enjoy!!!!!!
尊敬する東浩紀さんのTwitterの引用20190901
「知識をもつ」ことと「社会を動かす」ことが分離してしまった社会においては、どちらを選ぶかは個人の選択になる。ぼくは前者を選び、それは後悔していない。問題はその両者が同じ「はずだ」「であるべきだ」と幻想を抱き続けている人々で、彼らは理想論と現実論を混同するので困ってしまう。
もう一つ。「知識をもつ」ことと「社会を動かす」ことの一致というのはプラトン以来の理想だけど、人類はそれを実現できた試しがない。それはいまも同じなのだけど、現代は、「社会を動かした=金を稼いだという実績が知識をもったことの証明になる」という屁理屈を考え出したのが、実に厄介なところ。
いくら金もってて社会動かしていても、無知は無知で軽蔑すべき。逆にいくら貧乏で社会的な力がなくても、知恵のあるひとは尊敬すべき。この2つの軸をきちんとわけて別々に判断しないとダメですね。子供にはそういうことを教えるべきだと思います。
追記。別々とはどういうことかというと、逆に、貧しければいいということでもないということです。2つの軸は無関係。むしろ、情報伝達コストがゼロに近づいたことで、両者はますます無関係になっている。金持ちも貧乏人も同じ情報に接触できるので、ますます知性だけが問われるようになっている。」
もう1人
フランシス・ベーコン「読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。」これだね。大学に図書館があって、ゼミがあって、卒論があるのは、それが人が豊かに、機敏に、確かになるのに必要だから。