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諦めること。

34歳にして、50代のような心境になっている。

人生50年と昔は言ったようだが、人生は100年になっている今の日本社会でこれから、どのように生きていくのか?このことを考えると不安にかられる。

ある若い人と話した。その人はいわゆる有名企業に内定をもらっている大学生でこれから輝かしい人生があるように周囲からは見える。

だけど、本人は不安を口にする。内定者の他の人と比較して劣等感を感じるらしいのだ。信じられないと思った。4カ国語を操り、話していても優秀さが伝わる若者ですら不安なのだ。またさらに、超高学歴の人もパワハラや周りと比べて劣等感を感じるらしい。

みんな一緒なんですね。そうですね。と公園で会話した。

同じ会社で100歳近くまで働くことなど不可能だろう。そもそも100年続く会社がそれくらいあるのだろう?

強烈に世界も社会も変わろうとしている世界に生きている。

モデルもない。

その時、パッと思ったのは諦めることだった。

色んなことを諦めていくと、持ち物が軽くなって楽になる。

それでも人生は続く。

その時に最後まで持っていると満足したり充実したりすることは何か?

これを問い続けることが大事だ。

その若い友人も、もしかしたら体や心を壊すかもしれない。

人生何が起こるかわからないのだ。

悔いのない人生を!なんて軽々しく言いたくない。

どんな人生でも見方を変えれば悔いはないかもしれない。

決定できるのは個人の自由意志だけだ。

ちょっと早いけれど死に向けての準備は意識しながら、不安だけど毎日を充実させていきたい。

不安とうまく付き合えたら良いなと思う。

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