知ってお得◎しい茸の美味しい焼き方
生しい茸を販売していると、オススメの食べ方を聞かれることが多いです。定番のフライパンでバターでソテーして醤油で食べたり、オリーブ油で炒めて食べるのもオススメです。でも僕は断然『焼き』しい茸が好きです。
今日は活きの良い生しい茸をゲットした時に、おいしく食べていただくためのオススメの焼き方について書いてみようと思います。
焼くだけでしょ!!と思いますがちょっとしたことを気にするといつもの焼きしい茸がきっともっとおいしくなると思います。ぜひ試してみてください。
下準備のポイント洗わない事!
まずは準備です。準備で大切なことは、ひとつだけです。『洗わない』ことです。洗ってしまうとしい茸に含まれている水溶性のビタミンやミネラルが流れて出てしまうからです。また、洗うことで特有の風味や香りが損なわれてしまうためオススメしていません。もし汚れが気になるようでしたら、写真のように湿らせた紙フキンなどで優しく拭き取ると良いでしょう。
また、軸は食べられますか?とのご質問もよくいただきますが、軸も食べていただくことは可能です。少し硬いですので、お好みで召し上がっていただいても良いかと思います。ただ、軸の中でも石づきと呼ばれる根本の部分は特に硬いですので、この部分ははさみで切っておけばより食べやすくなると思います。
『焼き』は3ステップ
ステップ1 軸を上にして焼く
下準備ができたら、いよいよ焼いていきます。焼くときは、ご自宅にあるオーブントースターや魚焼きのグリルなどを使っていただくと良いと思います。我が家ではオーブントースターを使っていますが、下準備したしい茸を軸を上にして焼いていきます(我が家のトースターでは、トースト設定(1300W)にしています)。
ステップ2 きつね色になるまで焼いて、塩をかける
この状態でしい茸を焼いていると、しい茸の白いひだがほんのりきつね色に焦げてきます。ほんのり焦げてきたら、しい茸にパラパラとお塩をかけてもう少し焼きます。
※最初からお塩をかけて焼いてしまうと、しんなりしてしまいます。しい茸の香ばしさを出すためにも、いったんきつね色まで焼くといいでしょう。
ステップ3 ひだに汗が出てきたら食べごろ!
さらに焼いていると、しい茸のひだからプツプツと汗がでてきます。この汗が出てきたら、食べごろです!
そのままお塩で食べていただくことがおすすめですが、お好みで醤油やポン酢をかけても美味しいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
しい茸の焼き方、ちょっとした工夫でとってもおいしくなりますので是非やってみてくださいね。
ちなみに。。七輪のような下からの熱からのみで焼く場合には最初にしい茸を下に向けてこんもりとドーム状にして蒸し焼きにして、傘の内側の白いひだがきつね色になるまで焼いてください。そのあとのステップは同じです。
生しい茸は鮮度が命ですので、ぜひ仲しい茸園に遊びに来てもぎたてのしい茸を焼いて食べてみてくださいね!お待ちしております(^^♪