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プロップファーム利用者への質問・分析結果から考察する市場の展開

プロップファームを解説している現役プロップトレーダーのみりん(@mirin_FX)です。

現在複数社でプロップトレーダーとして活動しており、零細ながらプロップトレードで生活をしています。

今回の記事は「プロップファーム利用者への質問・分析結果から考察する市場の展開」と言うことで、海外プロップファームのTier表になります。


以前私のXでポストをした「メインで使っているプロップファームはどこ?」というポストから、個人的に考えたことをアウトプットします。

私が想定している数値とかけ離れた部分もありましたので、なぜそうなったのかと言う点についても考察していきます。


※注意事項の閲覧をお願いします。

  1. この情報を用いて満足な結果が出なかった場合でも、筆者は一切の責任を負いません。ご了承ください。

  2. 当記事の全ての内容及び著作権、知的財産権は著者のものであり、当記事全ての内容はいかなる場合においても転載、複製、第三者への譲渡及び第三者への閲覧を禁じます。

  3. あくまでも個人のアウトプットであるという点についてご容赦頂ければ幸いです。

  4. 他者・他業者を陥れる目的はありません。あらかじめご了承ください。

プロップトレーダーの方々の回答と想定の乖離について

という訳で個人的な所感を含めて、自分自身と市場との乖離について3つの点を含めてまとめます。

  • 最優先事項が「日本語利用可能」と言う印象

  • ザイオンス効果の影響をモロに受けてる感じがする

  • 解説者の信用と業者の信用は一緒じゃない

最優先事項が「日本語利用可能」という印象

今回のプロップファームの選択肢はかなり少ないですが、まあ明らかにFintokeiが1強って感じしましたよね。(過半数を獲得している)

追従してPipFarm。大手で有名なFTMOやThe5ersなどの利用者はかなり少ないなと感じました。


日本人プロップトレーダーはやっぱり「日本語が使えるかどうか」と言う点を1つの判断材料として意識しているんだなと感じました。

※PipFarmはまだ日本語対応していないのですが、今後日本語対応をする予定なのでこの点は省略します。


でも正直な話をすると、PipFarmとかFintokeiよりもFTMOやThe5ersの方が優秀だと思うのは私だけですかね…。

もちろんトレーダーによってプロップファームの選択は自由ですし、日本語は絶対に必要と言う判断は間違っていません。


ただ個人的に思うのは

  • 英語と言うだけで毛嫌いするのは個人的にもったいない(昔に比べて英語翻訳のツールの精度は高いからそれを使ってもいいのでは?)

  • むしろ英語を学習するチャンスだと思うようにしたい(おかげさまで毎日英語に触れるので文章読解能力は上がった気がします)

  • 合格後プロとして活動することが目標であり、そこに言語問題が重要なのかを考えたい(個人的には言語よりサポートの質だと思う)

ザイオンス効果の影響をモロに受けてる感じがする

ザイオンス効果(単純接触効果)の影響がモロに反映されたという印象があります。「接触回数が多いほど印象が良くなる」ってやつです。

Fintokeiが日本市場で現在も首位を独占できている理由としては、日本にプロップファームと言う情報が認知されていなかった時代からコツコツ活動していた結果でしょう。

日本人プロップトレーダーの目に「Fintokei」という単語がひたすら止まり続けていたため、「プロップトレーダー=Fintokei」と言う構図が出来上がっているのだと思います。


後述しているように、おそらく2025年も日本市場ではFintokeiの牙城は崩せないと思います。

先行者利益とザイオンス効果による日本市場での盤石な基盤は、そう簡単に壊れないですし、新興企業の参入は非常に難しいと言えるでしょう。

解説者の信用と業者の信用は一緒じゃない

自分も解説者なのでこういうことを言うと首絞めてると言われますが、大事なのはそこではないのでお伝えします。

「解説者の信用と業者の信用は一緒じゃない」ってことです。

  • 信用度の高い解説者が紹介しているから業者の信用も高いのか?

  • 業者の信用度を計る方法は、業者を徹底分析することに他ならない

  • 結局利用したうえでの生の情報が一番信用性が高いと感じる


本当にその業者は優秀ですか?業者を紹介する方が優秀なだけではないですか?今一度考えてみて下さい。

もちろん私も信用を裏切らないようにしっかり分析して勉強し、常に学習と謙虚な姿勢を忘れないようにしています。

2025年以降のプロップファームの展開についての考察

という訳で最後に2025年以降のプロップファームの展開について考察してきたいと思います。

  • 多分Fintokeiの牙城は崩れない

  • プロップトレーダーの住み分けが行われている

  • 私の動きについて

多分Fintokeiの牙城は崩れない

まず最初にFintokeiについてですが、おそらく2025年の牙城は崩れないと思います。

最初にスタートダッシュを決めたうえ、ここまでずっと最前線を走ってきた企業ですし、他の業者が日本人向けサービスを提供準備している間もずっと日本人に沿ったサービスを展開してきました。

2年間の積み重ねてきた実績は、おそらく壊れないと思います。


今後日本にはFundoraと呼ばれる日本発プロップファームが登場し、Fintokeiの牙城を崩すかどうかが判断されますが、さすがに1年で市場逆転は無理だと感じますね。

ローンチ後2025~2026年の運営実績に注目したいところです。

他にもFundedNextやPipFarm・SuperFundedとかの業者が少しづつ日本に進出しているため、こういった業者の動向もチェックは必要でしょう。


※まあTierで言ったらA以下ですけどね…。FintokeiがギリA~A+位かなぁ…。

プロップトレーダーの住み分けが行われる

おそらく今後の展開についてですが、プロップトレーダーの住み分けが行われると思います。

業者としては顧客の獲得=運営の軸になるため、当然新規顧客を獲得することが必要になるとは思います。

ただ日本人トレーダーも、プロップファームの認知度が上がってきているためおそらく簡単には顧客として参加するとは思えないんですよね。


なので今後プロップファームの住み分けとして

  • 自分にとっての強みを生かせるファームをメインとして使う

  • 老舗や最大手などに関しては今後も問題なく顧客を獲得し続けるため、すみ分けの影響を受けない

    • とりあえずここを軸として受けておこうという考え方

  • 中小・新興のプロップファームはここに対してどのように参戦してくるのか?(普通に戦うだけでは牙城を崩せない)

こんな感じに分析しております。まあ2025年も始まったばかりなので、実際どういう動きをするのかは分かりませんが…。

私の動きについて

という訳で最後に私の動きについてですが

  • TierS以上の個人的に信用している企業はメインアカウント

  • TierA以下だけど強みのあるファームはサブアカウント

    • 同様にクーポン利用の優位性があるファームもサブ

  • 安全性最優先で業者の解説をしつつ、信用を裏切らないように情報発信を繰り返していく

と言う感じで活動していきますので、よろしくお願いします。



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