見出し画像

プロップトレーダーの月収事情

零細プロップトレーダーのみりんと申します。

2023年秋冬からプロップトレーダーと言う新しいトレードスタイルが日本市場に登場しました。

企業から資金提供を受けることで、資金力に物を言わせた安定トレードを行うことが可能になります。


いろんな方がプロップトレーダーになってから多額の出金報告をしていますが、実際の収益額ってどんなものなんだろう?

そう思ったので、零細プロップトレーダーの筆者がプロップトレーダーの月収事情と題しまして

  • プロップトレーダーの提供口座ごとの推定月収

  • プロップトレーダーの月利について

こういった部分を解説していこうと思います。

プロップトレーダーの月収事情

さてプロップトレーダーの月収についてですが、これを考えるためには以下の項目について考察を立てる必要があります。

※ここでは自己資金を用いてトレードする通常の裁量トレードは行わず、専業プロップトレーダーと仮定します。

  • FXで安定して勝てているトレーダーの月利

  • プロップファームで提供されている口座の原資額

  • プロップファームの報酬分配率


まずFXで安定して勝てているトレーダーの月利から考えていきます。(あくまでも安定・ハイレバ一撃必殺は除外する)

FXで勝てている人のデータと言うものはなかなか見つからないですが、投資に関するデータはたくさんあります。

  • FXのプロの年利は大体10%前後と言われるが、実際1年で原資2~3倍にすることはそこまで難しくはない

  • FXで稼げる人の月利は大体5~8%と言われる。上振れ・下振れを考えると3~15%の値に収まるのではないだろうか?

  • 月利8%≒年利250%前後(毎月勝てた場合なのでほぼ不可能)


という訳で上記のデータを元に、月利を3つの段階に分けます。

  1. とりあえず下振れの月利3%

  2. 平均的な利益額の月利8%

  3. 出来すぎた月利15%

上記3つの段階においてプロップトレーダーの月収を想定します。


次にプロップファームが提供している原資額についてですが、これも会社ごとに大きく異なります。

例えば筆者が利用している「Fintokei」は200万~5000万円ですし、「FundingPips」は5000~10万$です。どれを用いるかによって利益額は大きく変わります。


本当は全ての口座タイプで月利を出したいのですが、それをすると計算があまりにも多くなってしまうので

  • Fintokeiの2000万円プラン

  • FundingPipsの5万$プラン

人気のプランから1つづつ選択することにしました。


最後にプロップファームの利益分配率についてですが、これは平均して80%と出ていますので、80%で換算します。

※スケーリングを達成すると90%や100%に上がる可能性があります。そうなると利益額も必然的に上がります。

プロップトレーダーの推定月収

上記の条件を元に推定月収を考えますが、計算すると以下のようになります。

※Fintokei2000万円口座の場合

  • 月利3% 2000万×0.03×0.8=480000円

  • 月利8% 2000万×0.08×0.8=1280000円

  • 月利15% 2000万×0.15×0.8=2400000円

※FundingPips5万$口座の場合(1$=156円計算)

  • 月利3% 50000×0.03×0.8=1200$≒187200円

  • 月利8% 50000×0.08×0.8=3200$=499200円

  • 月利15% 50000×0.15×0.8=6000$=936000円

となります(月2回出金可能なので、1回の出金額は半分)


ハイレバトレーダーが一撃必殺でトレードして利益を出すならこの金額は可能ですが、通常プレイではおそらく不可能な利益額です。

リスクはプロップトレーダーへのチャレンジ代だけなので、ハイレバトレードでゼロカットされるくらいなら、リスクが限定的になるこちらの方が良いと言えるかもしれません。

プロップトレーダーの月収は原資額に比例する

結論から言えば、プロップトレーダーの月収は原資額に比例するということが分かります。(利益率はいったん置いておく)

筆者が合格したプロップトレーダーの最高運用額は500万円ですが、それでも月利8%運用なら32万円前後の月利になります。

原資額が多ければ多いほど、月利が少なくても安定した利益を獲得できるので、結果的にトレードが慎重になっても問題が無くなります。

プロップトレーダーは夢がある新しい仕事の1つ

日本市場ではまだまだ認知されていませんが、海外ではプロップトレーダーは立派な職業の1つです。

そして原資額によりますがプロップトレーダーは夢がある新しい仕事形態の1つと言えるでしょう。


日本では年齢を考えずに平均化したサラリーマンの平均月収が30~31万円とされています。

  • Fintokeiの2000万円口座なら月利2%運用で月収32万

  • FundingPipsの10万$口座なら月利3%運用で2400$(37万前後)

最高ランクの原資プランでなくても、月利2~3%のカチカチ運用でも、サラリーマンの月収を超える稼ぎを叩き出せます。


加えて専業にならずに副業プロップトレーダーとして、最低規模の原資額で運用したとしても

  • Fintokeiの200万円口座なら、月利5%で月8万円

  • FundingPipsの5000$口座なら、月利5%で月250$(4万円前後)

1ヶ月の社会人のお小遣いとしてはこれ以上ない位優秀ではないでしょうか?


  1. 高いプランなら専業として生きていくだけの収益が狙える

  2. 安いプランでも副業としてお小遣い程度なら安定して稼げる

FXで重要になる資金量による超安全トレードができるのが、プロップトレードの最大のメリットと言えるでしょう。

※損失の可能性もあるが、爆益の可能性もあるため損益のピンキリはここでは省略する。

プロップトレーダーの月収は原資額に比例する

という訳で結論ですが、プロップトレーダーの月収は原資額に比例します。

ただプロップトレードで月収100万円を達成することは普通に現実的な数字です。ハイレバで必要以上のリスクを負う必要もありません。

副業のレベルである、月5万~10万円位であればFintokeiの最低ランク(200万円口座)でも十分に達成は可能です。


まだ日本市場に出回っていないからこそ、私は大きなチャンスだと思っています。

  • トレーダーとして本気で稼げるようになりたい

  • 専業トレーダーになりたいけど原資が圧倒的に足りない

  • 兼業トレーダーとして毎月のお小遣い位稼ぎたい

こういった方がリスクを限定的にして挑戦できる環境が、プロップファームの世界にはあります。

2024年は頑張ってみたいと思っている方は、ぜひ1度プロップファームを調べてみてはいかがでしょうか?


※日本市場1強のプロップファーム「Fintokei

※海外プロップファームおすすめ「FundingPips

※海外プロップファーム安全性TOPクラス「FTMO


note別記事で「プロップトレーダー最短合格法」を販売しています。


いいなと思ったら応援しよう!