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リクルートの組織改編、見事です

リクルートさんが2025年4月に「株式会社インディードリクルートテクノロジーズ」という会社を設立するそうです。

リクルートテクノロジーズOBとして、この名前が復活するの嬉しいです。もう1社はインディードリクルートパートナーズだそうです。

リクルートグループは国内事業とHRTECHとグローバル派遣の3つのSBU(Strategic Business Unit)に分かれています。

世界の求人事業はHRTECHが担当しているのですが、日本のHR事業(リクルートの祖業)だけねじれていたとも言えるんですよね。それを整理したというようにも見えます。

私がかつて担当していたテクノロジーサイドから考えると感慨深いものがあるのです。

リクルートテクノロジーズができた時代。

リクルートは営業と企画の会社でした。当時の社長だった峰岸さんが、リクルートはITで勝つと標榜されて、今のテクノロジーカンパニーに変わるきっかけを作られました。

当時リクルートは、3つの方法でテクノロジーカンパニーに変わろうとしていました。

1つはIndeed。

もう1つは当時分社したリクルート子会社が独自にテクノロジーカンパニーに変わる事。

そして3つめは私が担当したリクルートテクノロジーズが多くの優秀なエンジニアを採用する事。

結果、日本国内でいうと3つめのリクルートテクノロジーズが多くのエンジニア採用に成功しました。

Indeedには、優秀なエンジニアがたくさんいたのですが、同社のエンジニアは求人事業に愛があるので、それ以外の事業に興味が無かったのです。

だから短期では、リクルートテクノロジーズが、リクルートグループのITカンパニーへの進化をけん引したともいえるのです。

一方で、Indeedは日本で多くのエンジニアを採用していました。しかもその仕事は国内だけではなくグローバルの仕事をしてもらっていたのです。

日本に外資企業はあまたありますが、その仕事は日本企業相手が大半です。でもIndeedは違っていたのです。

日本にいながら海外の人々のために働ける仕事だったのです。これってあんまりないですよね。だから優秀なエンジニアが集まっていたと聞いています。

そして、今回の組織改編。見事ですよね。

ここ一連のIndeedの動きを見ていてもすごいなって思います。

事業戦略もすごいし、それを実現するための組織戦略もすごい。

絵に描くことはできても、祖業ですよ。それをきちんと再編する。
素晴らしすぎますね。

OBとして誇らしすぎます。

▼PIVOTに出演しました。よかったらご覧ください。  


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