2019年 12冊目『小休止のすすめ』
10年ぶりに芸能界で復活して活躍しているヒロミさんとサイバーエージェントの藤田さんの本です。
実は2人は仲良しなのです。
遊び友達なのです。
その2人が、同じ質問に対して回答しています。
質問は、タイミング、変化、結果、遊び、引き際、プライド、下山、理不尽、時間、不安、勇気、壁、不調、嫉妬、トウヒ、シンプル、楽観、友達、家族、浮上、演出、直感、チーム、力加減、お金、歯車、俯瞰、犠牲、勝負、義理
2人の言葉は、表現は違うのですが、かなり類似点があるのです。
編集がうまいのか、もともとの素材が良かったのか、その両方なのか
なかなか心に染みていきます。
例えば
力加減
ヒロミ:力の抜きどころを見極める
藤田:毎回勝とうとすると自滅する
犠牲
ヒロミ:人生には何かを犠牲にする時期も必要
藤田:人生は基本、ノーペイン、ノーゲイン
勝負
ヒロミ:人生は長距離走で考える
藤田:勝つためにペースを落とす
理不尽
ヒロミ:仕事に理不尽は付きもの
藤田:理不尽な話にはチャンスがある
不安
ヒロミ:日々追いかけてくる不安を手放す
藤田:前に進むとき不安は常につきまとう
壁
ヒロミ:死ぬのはもっとも簡単で一番早い逃げ
藤田:会社が潰れても死を選択する必要はない
逃避
ヒロミ:逃げていい、あきらめていい
藤田:勝つためには逃げることも選択する
楽観
ヒロミ:死ぬわけじゃない、で心を保つ
藤田:大事なのは楽観でも悲観でもなく平常心
中身の話も読み応えあるものが多いです。