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2022年66冊目『リーンマネジメントの教科書』

今年66冊目「リーンマネジメントの教科書」読みました。
友人の細野 真悟 さんの著書です。

色々な人が高評価していました。

その通りです。
中尾塾の課題図書にするのを決めました

これ0→1をやる人は必読ですね。
特に大企業の中で0→1やる人は必読です。

私は0→1できなくて、1→10とか1→30くらいが好きな感じです。
基本書いている事はほぼ全てその通りって本です。

その通りって思った事やへーって思った事。

・会社を変えるのではなく、チームを変える。
→そうなんです。自分のチームを変えることで、影響の範囲を広げていけばよいんですよね。

・リーンスタートアップ(プロダクトを開発する前に、低コストで実験を行い、顧客の反応を見ながら真のニーズを発見し、プロダクト開発を進めていく手法)
→そうなんです。すぐプロダクト作る人多いんです笑

・プレトタイピング:Pre(前)とPritend(ふりをする)を掛け合わせた言葉。Silicon Valley発の造語。
→時間と予算をかけずに、アイデアが受け入れられるか確かめる手法。この言葉知りませんでした。

・一神教マネジメント(細野さんの造語)リーンスタートアップの逆で計画的な目標達成を目指す。優秀なMGRはこれも使いこなす

・地獄のピタゴラスイッチ(細野さんの造語)プレトタイプングやリーンスタートアップの逆で、強大なプロジェクトになる)

→RTC時代に、これを小さくするMGRを評価していました笑

・XYZ仮説:YのうちX%はZする
→数字で説明する際に、更に抽象度を下げて、何をどのように数字で説明するのかを説明している

・スモールバッチとワンピースフロー
→実験時に小さい規模×1個流し×1人が多能工

→これ、へーって思いました。前2つは制約条件理論。最後の1つ、1人で責任持ってやった方が良いですね

・リスケストアサンプション:リスキーの最上級で最も危険な前提。それが崩れたらやる意味がない事を先につぶす

→スーモカウンターの時に、お客様が満足したら十分なお金をくれる。→ここを掘ったのを思い出しました

・プロセス(どんどん実験して、どんどん失敗する)人を評価する

・バイアスプレーク

→この方法秀逸

・組木:脱平凡を実現するためのアイデア

→ヤングのアイデアの作り方と同じ発想

・リクルートエージェントの売上を1年間で100億円上げた事例

→これはビジネスプロデューサ細野さんの面目躍如

 ①前提条件を疑い。いくつもの筋の良いアイデアを見つける

 ②上手に周りを巻き込む

 ③どんどん大きくする

 ④もともとの方針はやりつつ、どんどんそのシェアを下げる

リーンマネジメント話は、上手に大企業向けにカスタマイズしていて、そのまま使える

実験とは何かも秀逸:やるかやらないかを決めるための仮説検証
→やらない事を見極めるのを忘れがち

スーモカウンターでは3つの仮説が超えられないと事業撤退だと1人もんもんとしていました

実践編も使える話満載

メンバーにポートフォリオさせるのも秀逸
→1つだと固執する。3つだと失敗できる。RTCのR&D部隊のMGTと同じ

上述のリスケストアサンプションの管理や進め方も実践できる
→スーモカウンター全体、各店も類似の方法で管理していました

評価まで言及しているので大企業でも使える

→それも自分の組織内とそれを通訳して人事制度に載せるのが秀逸

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