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2024年 5冊目『時間泥棒』
『星を継ぐもの』が大好きなのですが、そのホーガンの「時間泥棒」です。
ある時に、ニューヨークで時間の流れがおかしくなり始めました。
時計がどんどん遅れていくのです。
しかも場所ごとに少しずつ遅れた方が違うのです。
その結果、周波数も影響を受けて、通信もままならくなります。
著名な物理学者がいうには、「この世界と交差する他次元のエイリアンが我々の時間を少しずつ盗み取っていくのです」
しばらくすると時間のみならず、物質にまで異常事態(脆性)が生じ始めるのです。
主人公はニューヨーク州の刑事、ジョー・コペクスキー。
彼とパートナーのディーナ・ローゼンベリーがこの難問を解決するのです。
理論物理学者、心霊学者、教会の司祭、科学電算研究所の物理学者、そしてコペクスキーの上司とその上司の知恵を結集するのがポイントです。
やはり、イノベーションには遠い知恵を結合するのが重要ですね。
ミステリーなので、回答は残さないですが、最後まで手に汗握り、ドキドキする話でした。
タイムマネジメントについて考えていたので、モモの次にこれを読みました。
やはり、一見関係なさそうな話に広げた方が面白いですよね。
▼前回のブックレビューです。
▼新著『業績を最大化させる 現場が動くマネジメント』です。
よかったら、手に取ってみてください。