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2020年 79冊目『人生100年時代の養生訓』
人生の最後の10年間の研究をされている秋山和宏さんの本です。
ご自身はMEDという医療版のTEDをTEDよりも早く始められています。
最初に会ったのは5,6年前だと思いますが、このお話のインパクトは忘れられません。
その後、リクルートワークス研究所時代に取材もさせて頂きました。
その時の話が分かりやすくまとめられています。
人生最後の10年健康に生きたいですよね。
死ぬ日まで元気でコロッと逝きたいです。
いわゆる「ぴんぴん、ころり」→ピンコロで亡くなる事ができるのは男性の10%程度だそうです。
7割は徐々に弱っていき、2割は人生最後の10年が寝たきりなんだそうです。
これは男性の話です。
女性にピンコロは極めて少ないのです。
その差は「筋肉量」の違いなのです。
人は加齢とともに「歩けなくなって」「食べられなくなって」「頭がボケて」いくのです。
身体の筋肉の多い所は、太もも、お腹、胸の上、そして背中です。
歩けなくなると太ももの筋肉量が減っていきます。
のどの筋肉量は二の腕の筋肉量に相関があります。
つまり、足が動かなくなった後に、腕も動かさなくなると、のどの筋肉が減り嚥下ができなくなるのです。
そして、最後は脳に影響が行きます。
どうしたら良いのか、それは2つ
サルコペニア(筋肉量・筋力)を防ぐこと。
もう1つは低栄養を防ぐことです。
前者は速足で歩くこと。
後者は、異常なダイエットに固執しない事ですね。
ホント参考になる本で、目からうろこです!