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2020年 51冊目『世界の人事が注目するHR Technology 2019-2020』
私がリクルート時代に最後に在籍していたリクルートワークス研究所が出版しました。
HPから無料でDLでるので読まれると良いと思います。
9つの新サービス領域の説明が載っています。
その中でとても面白いなと思ったのがShared Talent Networksです。
具体的な例としてFinalistという共同創設者の1人が日本人のサービスがあります。
企業が最終選考に残ったけれど不採用にした人の中から優秀なファイナリスト2~3人に対して、Finalistへの登録を勧めます。
Finalistには求人企業が登録していて、そこに対してAIがファイナリストをマッチングします。
登録求人企業がファイナリストを採用した場合、Finalistに成功報酬を払います。
その成功報酬の半分を、ファイナリストの登録を促した会社に支払うというモデルです。
求人企業は最終選考に残った優秀な人だけを選考できます。
ファイナリストは、採用ステップで特別扱いして貰える可能性があります。
Finalistは、集客コストを削減できます。
企業人事は、売上を上げることができます。
面白いですよね。
それ以外にもOJTを再発明するに類似のサービスもあります。
ただし、実際のOJTではなく、模擬の仕事っぽいことをさせて適性を見るレベルですね。