RSGT2022 Ep3 最小コストで判断→続行
2022年1月5日(水)-7日(金)に行われたRSGT2022(Regional Scrum Gathering Tokyo 2022)でのボランティアスタッフ経験のEpisode 3つ目。Keynoto中のハプニングに慌てる自分と、最小コストで判断して小さな傷で済ますスタッフに感動した記録。
Episode 1,2はこちら。
Keynoteが途切れた
ばたばたしつつも平和なDay1が終わり、徐々に慣れてきたDay2のKeynoto途中でトランシーバーからトラブルの連絡が入った。
「Hall Westの音声が出ていない」
自分がいたHall Eastでは異状なくKeynoteが観れていたので、こちらは問題ないことを報告し、隣のHall Westに行くとスクリーンには何も映っておらず、音声も出ていない。各部屋からも次々と問題なしの連絡が入る。トラブルはHall Westだけらしい。
数分後にHallの配信チームから、原因はZoomを動かしていたPCが落ちたことだと報告された。再起動には2-3分かかるが、その後は復旧が見込めるとのこと。
緊張
自分はトランシーバーに集中していた。もしかしたらKeynoteを一度止めてZoomの復旧を待つかもしれない。そうなると、各部屋にいるスタッフが参加者に周知する必要がある。Hall Eastには自分しかいなかったので、その際にはすみやかに動く必要がある。また、Hall Westの参加者をHall Eastに移動させることも考えられる。その場合も近くにいる自分が誘導を手伝うことになるだろう。
そんなことを考えて緊張していたが、間もなく実行委員の川口さんから「続行しましょう」の声がかかり、akiさんから同意と「参加者にはあとで録画を見てもらえるから問題ない」旨の意見が追加された。反対意見はなく、あっという間に"続行"が合意されたようだ。
その後、PCは再起動を終えてKeynoteは何ごともなかったかのように進行した。トラブルは最小限の傷ですんだ。
ボランティアスタッフ間の会話
Keynote後に札幌から参加しているスタッフと会話したことのメモ。
・自分たちはトラブルに慌てた
・続行の判断、合意が短時間でできるのすごい
・自分なら同じように判断できた自信がない
何を共有すれば今回のようなコスト最小で判断できるのか、とても興味があるが、今は深く考える余力がない。(note3本目/dayで疲れた‥)
懇親会にて
Day2後の懇親会でakiさんと話したが、トラブル自体を忘れていたようだった。自分はこのトラブルに緊張したが、練度の高いスタッフチームには小さな障害だったようだ。
この経験を仕事や今後のコミュニティ運営にどう生かすか、じっくり考えたいと思う。
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