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ギャザリングに所在なく
はじめに
2020/1/8-10にRSGT2020に参加した。発表はどれも興味深く、多くの学びを得た有意義な3日間だった。この大規模なイベントを企画・運営されたスタッフにはあらためて最大限の敬意と感謝を表したい。
しかし1つだけ、最後まで馴染めなかったのが、このイベントの名称にもあるギャザリングだった。カンファレンスよりアットホームな意味合いの強いこの言葉の示す通り、イベントは参加者同士の交流を推奨していた。
もちろんあくまで推奨で、何かを強制されることはない。だがプレッシャーを感じるには十分であり、初対面の人と話すことが苦手なじぶんは今後のギャザリング系イベントとの付き合い方を考えておかねばならない。
なお以降に書いたことは、イベントの一切を批判するものではなく、じぶんの性格とどう付き合うかというだけの話であることを断っておく。
逃避
セッションで隣の人との自己紹介をうながされるようなケースが何度かあった。正直これも好きではないが、話す相手も内容も決まっていたので何とかなる。
しかしDAY1最後のコンテンツであるNetworking Partyは所在なさすぎて早々にギブアップ。ホテルに帰って休んだ。自由に交流してくださいは、どうしていいかわからない。他の参加者が何を話しているのか不思議でしょうがない。
事実
僕は、はじめて会った他人と共有する情報なく親しく話すことが苦手だ。やりたいけどできないのではなく、できればやりたくない。十分時間をかけて相手と何度か合う中で、親しく話すようになれたら嬉しい。
ちなみに仕事は目的を共有しているので、ストレスはゼロではないが大きくない。
理想
じぶんが相手のことを良く知っているか、相手がじぶんのことを良く知っていればいいと思うが、それには時間が必要だと思う。
ギャザリング/カンファレンスの場合はセッションの登壇者について予習し、相手の背景や文脈をあらかじめインプットしておくことでもカバーできそう。というか、今回もそうすべきだった。
逆にじぶんが登壇者になって話しかけてもらうパターンもあるが、大きなイベントですぐに実行するのはむずかしい。
あとはじぶんがスタッフになり、役割をもてばストレスは軽減するが、それでは自由に発表が聞けないので悩ましいところ。
結局
交流が苦手なじぶんの性質を変えることなどできないし、その必要もない。そんなじぶんを受け入れればいい。ただ、まわりに気をつかわせることのないようストレスを感じるような場からは速やかにエスケープしよう。それでいいのだ。
以上、じぶんの素直な感想として書き残しておく。