ALS(筋委縮性側索硬化症)の進行停止薬が出現か⁉
(1) はじめに
朝日新聞DIGITALの2021年10月1日付の記事でALS (筋委縮性側索硬化症) の進行を白血病薬が一部の患者さんで症状を阻止したことを示す世界初の京都大学研究グループによる治験結果が報告されました。
Yahooニュースによれば京都大学iPS細胞研究所の井上治久教授らの研究グループは全身の筋肉が衰える難病ALS患者さんのiPS細胞(多能性幹細胞)から作った細胞に1400を超える既存の薬をかけ、薬効スクリーニングした結果、慢性骨髄性白血病治療薬の「ボス