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「後退はなしで」。若者に老害を指摘される、の巻。

ビジネスを本格的に始めた2021。
これまでとの一番の違いは、楽しさと大変さ。

商売してるんだなっていう感覚が楽しい。
ただし「自分軸」的な考えからすると
ズレるところもある。

が、それも込みで、やっぱり楽しい。
そう気づいたここ数日。
なんでも体験したがりだし、
自分にこの体験と経験をさせてあげられる
自分に「ありがとう」って素直に思う。

それでも、大変なこともあるんだよね。
その一つが「数字を追うこと」。
商売だから当然といえば当然。
だけど、苦手だ。
そして、ここに意識が向きすぎると
途端に楽しくなくなる。

楽しくなくなるだけならいいけど、
怖くなるんだよね。
「大丈夫なのか?」ってすぐなるww
これはわたしの癖なんだけど、
結果に意識が向きすぎて、
経過の因数分解が疎かになるのだ。
こうなると始末が悪い。
ダッサダサになってしまう。

昨日もダッサダサになっていて、
弱音を吐いた。

相手は息子といってもいいくらいの若者。

最近、一緒に仕事をしている彼らの世代は、
とにかく優しい。
まずできているところから褒めてくれるし、
アドバイスも的確で紳士的。
やりとりにも要らん感情が入ってこないし、
とにかく快適で楽。

そんな若者に、
「もしうまくいかなくなったら、
 振り出しに戻ればいいかなって」
と伝えたら、いわれたんですよ。

「後退はなしで」と。

頭を殴られたような衝撃を受けました。
老害を自覚したのです。
「できない理由」を探して「逃げ道」を
確保して安心しようとしてました。
ごめんなさい。

深く反省しつつも、
こんな風に気にかけてもらえること。
そんな人に出会えたこと。
かろうじてまだ受け取れる自分であること。
なんか、いろんな感謝が溢れて、
「商売は人間関係」の言葉を思い出した。

結局人は、誰と出会えるかで人生が大きく変わる。

だとすると、
「出会えてよかった」と感じてもらえるような
自分になりたい、と改めて思う。

心、柔らかく。
自分にいろんな経験をさせてあげよう。

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