「満たされてないとき」が、いちばん前に進める
こんにちは！ビジネスコーチの中野あすかです。
ここのところnoteの更新頻度が落ちてしまっていました。
何回noteのエディタを開いても開いても、文章が全然書けなくて。いわゆるスランプというやつなのかもしれません。ウッ・・
noteの発信からすべてのクライアントさんに出会ってきた私からすると、文章発信のスランプはビジネスの死活問題。想いを残せない期間が続いてしまい、実は少し焦りがありました。
（クライアントさんにも文章発信してこうね、と言っている手前、自分自身が文章発信を出来ていない時期が続いたのはとてもしんどかったです。）
でも、実はこの期間、焦ってただけかというとそうではなくて。
「満たされているから、発信ができない」という別の苦しさでもがいてたんですよね。
会社員生活に疲れ果て、何の経験もないところからフリーランス起業をして１年が経ったのですが、
自分自身が思っていたよりも超特急のスピードで自己実現の世界に到達してしまい、世の中に・誰かに伝えたいはずの「想い」の取り出し方が分からなくなってしまったのです。
大切だと思えるクライアントさんとお付き合いができている。生活に困らない収入・貯蓄もある。健康状態も良い。ビジネス以外に夢中になれる趣味も見つけた。プライベート・仕事ともに、付き合う人たちはみんないい人。
まさに自慢のノンストレス状態な生活をしています。
ずっとココを目指してきました。ずっとこの幸せを手に入れたくて頑張ってきたのです。
でも、いざ自分の理想の状態を手に入れると、起業当初の「這い上がってやる」とか「なにくそ～～」みたいな感情がなくなってしまったんですよね。
ここ数日noteを何回も開いてるんだけど文章が全然書けない。経験上、文章発信のスランプは比較的自分が満たされてる時に起こりやすいのですが（私の場合）、想いを外に出すエンジンがかかりにくいんですよね。
— 中野あすか (@nakano_asuka12) June 8, 2022
今日は、もしあなたがこれから自分で自分の仕事をつくっていきたいと考えているのなら、
今のうちに、「満たされない想い」をガソリンにして燃やせ！
と伝えたいのです。
なぜなら、その「満たされてない時間」が、今後ビジネスをつくるあなたの一番の味方になるから。
今の私は、”満たされスランプ”に差し掛かってしまいました。
でも、自分の「満たされなさ」を燃料にして燃やしてきた時期があったからこそ、このスランプが訪れたかと思うと今の自分の状況すら愛おしいと感じるのです。
他人の評価の中で生き続けたあの時間は、自分を自分で不幸にさせていた時間だ。
私の人生は、社会人4年目となる4年前くらいからゆるやかに下降していました。
初めての転職ではパワハラ上司にぶち当たり挫折。その後、「鬱になってもお金さえ稼げていれば自分には価値がある」と、年収ばかり上げることに必死になり、ベンチャーを転々とし摩耗する日々。
自己肯定感なんてこれっぽっちもなく、キャリアや年収という外的評価だけで自分を保とうとしていました。
そして、2020年の秋。当時勤めていたスタートアップ企業の社長と大ケンカをして実質クビになり、「ああ、私何やってんだろ」と我に返ったのです。
本当は肌に合わないスタートアップベンチャーの気質。薄々分かっていながらも、学生時代の就活で大コケした私は、ベンチャー企業で人生逆転するしかない、と思っていたのです。
大学の友達は大企業勤めばかり。ベンチャーという界隈は、自分のコンプレックスをぶつけるためには私にとって良い土壌でした。
だけど、自分のコンプレックスをぶつけるための働き方なんてそう長く続くはずはありません。
確かにお金はたくさん稼げたし簡単に手に入らない経験はできました。でも、他人の評価の中で生き続けたあの時間は、自分を自分で不幸にさせていた時間でした。
ありのままの自分を受け入れてほしいなら、自分の生き方すべてを見せていくしかない
「”ありのままの私”に価値を感じてくれる人と付き合いたい」
私はもう、他人との比較で疲弊する生き方を選ぶのをやめました。
キャリアや経歴や実績といった評価ではなく、「あなただから」という最高の選び方をされたい。
私がこれから始める生き方や在り方に共感してくれた人と付き合いたい。
そうして、今から1年前にフリーランス起業をして、コーチという生き方を選びました。
そんな起業当初に書いていた記事がこちら▼
（今でもずっと読まれ続けてる。ありがとうございます。）
起業当初からこれまでは、自分の「不幸」を藁にして燃やし続けていました。
なぜこんなに会社員生活で摩耗していたのか。
なぜこんなに息苦しかったのか。
自分にはどんな「呪い」があったのか。
じゃあ、自分はこれからどう変わっていきたいのか。
こんな発信をお届けしていました。
noteを泣きながら書くこともたくさんありました。
でももう、それが自分自身だから。
ありのままの自分を受け入れてほしいなら、自分の生き方すべてを見せていくしかなかったのです。書くしかなかったのです。
どんなことに傷つき、
どんなことが悲しくて、
これから私はどんな選択をしていくのか。
すべてを書き記していくしかなかった。
そんな自分の血肉のような記事を読んで、ファンになってくださった方が今のクライアントさんたちです。
「あすかさんがいいんです。」
と一択選抜をしてくださったクライアントさんたち。
そのクライアントさんからいただいた大切なお金で、今の私の生活が成り立っています。
「満たされてないとき」が、いちばん前に進める
そうやって「満たされない想い」を燃料にして発信を続けていたら、”ありのままの私”に価値を感じてくれる人と付き合いたいという自己実現が超特急で叶ってしまいました。
今振り返ると、ありえないスピードで手に入ったこの幸せ。でも、当時はこの幸せが喉から手が出るくらい欲しくてたまりませんでした。そこに、余裕なんてなかったと思います。
でも、今振り返って確かに言えることは、
満たされない気持ちは、ビジネスの太い骨組みになるということ。
「不幸」は、ビジネスの材料になるということ。
だからこそ、もしあなたが今なんとなくくすぶってしまっているのなら、「あなたの不幸は、一刻も早く燃料にして燃やすべし」と伝えたいんですよね。
そう、使いどころのない悲しみや苦しみは、すべて自分の燃料にしてしまえばいいのです。
どうか発信してください。
あなたのこれまでの生き方と、新しい生き方を。
そうして、燃料が燃え尽きて満たされたのならば、次の新しい燃料を探すだけ。できれば、再生可能なエネルギーが良いでしょう。
私もこれから自分にとっての「再生可能エネルギー」を探さなければなりません。もしかすると、今のあなたに比べたら亀みたいなスピードになってしまうかもしれませんね。
だけど、私がフリーランス起業１年目で超特急で歩んできた道のりは忘れません。忘れられません。
忘れないうちに、私と関わってくれた方にはそのすべてを伝えたいと思っています。
今あなたがもし、”満たされていない”なら、今がいちばん前に進めるときなのかもしれませんよ。
今のあなたの感情をどう燃やすか。それを選べるのはあなたしかいないのです。
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