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『むかつく人の真相』〜昨日と今日で言ってることがまるで違う上司〜ー2023.11.05
ライターの不動明子さん(ペンネーム)と、常日頃から「もっと評価されていいはず」「バイブル」と言っている本がありまして、それがウエノミツアキさんの『むかつく人の真相』です。
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日常の中で、むかつく人に出くわすことってありますよね。いろんな理不尽があると思います。そんなむかつく人にも真相があるんだよ。ということを教えてくれる本です。
たとえば、昨日と今日とで言っていることがまるで違う上司っていますよね。その人の真相はなんなのか? というと、日替わりで出社している双子なんだそうです。
こういうのが300個くらい書いてあります。
ネタ出し大変そうだな。
ヘッドホンから激しく音漏れしている若者は、想像を絶する耳くそ保持者とか。汚いけど、そう考えたら許せます。
ちょっと遅れただけですごく怒る人の真相は、余命1年というのもお気に入りです。
途中のむかつく人の真相108連発というコーナーでは、夜中考えたんだろうなというテンションの真相をたくさん拝むことができます。
これ読んでから、日常でむかつく人に出会っても、多少イライラはしなくなりました。きっと真相を抱えているから……。
著者の10年くらい前に一度飲みの席でご一緒したことがありますが、私は誰なのかよくわかっておらず、後日不動さんに「あれがウエノミツアキさんだよ」と言われたのを覚えています。なんだ、ちゃんと認識しておけばよかった!
なんの知識もなく読めて、とても面白い本です。表紙が真面目な新書ぶってるのもウケる。イライラしがちな人はぜひ読んでみてください。