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「旅ではなく、高速で引っ越しする感覚 タビワライフ大地&涼」

身近な人との会話に
最も大切な人生がある
福島正伸

「タビワライフ」大地と涼ちゃんと繋げてくれたのは、ウッシーこと牛飼勇太さん

ウッシーとのvoicyラジオ対談をきっかけに、彼の主催イベント「いい夫婦フェス@Zoom~旅するように生きる夫婦の物語~」に夫婦で呼ばれ、もう一組の夫婦が大地涼ちゃんだったのだ。しかも、偶然にも大地はアラスカ・オーロラの旅に参加した「地球探検隊」隊員(お客さん)でもあった。隊員だったが、俺はこのイベントで彼と初めて会話した。

好評につき、11/22「いい夫婦の日」に続いて、再び明日12/22(火)夫婦でオンラインイベントに呼ばれた。前回と同じく3組の夫婦で感想シェア会をやることになった。

そのタイミングで「タビワライフ」大地&涼ちゃん夫婦にvoicyラジオに出演してもらった。

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初めて電子書籍を書くにあたって、kindle出版プロデューサーに「なぜ、旅を勧めるのか?」をコンテンツに入れようと提案されたが、35年「旅」に関わってると、当たり前に勧めてきたので当たり前すぎて「なぜ?」にすぐに答えられない自分がいた。そんな時にvoicyラジオを収録、彼らと話しているうちに、「なぜ、旅を勧めてきたのか?」原点に返れたのだ。

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2015年結婚して「死ぬまで新婚旅行」を掲げて2年半で30ヵ国旅した大地&涼ちゃん。今、世界一周の途上にある。タイから西回りで旅したからオセアニア、ヨーロッパ、アフリカは行っていても、まだアメリカと南米には行っていないらしい。一時帰国した彼らはハイエースを家のように改造中だ。今、料理するのも寝るのもバンの中という「バンライフ」を、もっと多くの人に知ってもらうための活動をしている。

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そんな2人は、100人の素人が100日かけてつくり上げるミュージカル「コモンビート」で出会ったと聞いて、一気に距離が縮まった。「地球探検隊」では「コモンビート」をやっている隊員が全国にいたからだ。娘たちを連れて、東京公演は2度見に行っている。隊員ミキティが「みんなで創るミュージカルがコモンビート、みんなで創る旅が地球探検隊」とうまくまとめてくれて両団体を集めてイベントを開催したくらいだ。

予定よりも大幅にオーバーしてしまった旅。資金不足に陥った彼らはどうしたのか?旅をしながら、どうやって収入を得ているのか?

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最も印象的だった彼らの言葉。

「きっと旅をしていると大変なこともあったと思うけど、大変だったことを思い出せない!」
「むしろ、大変はおもしろい!」

大変なことの後にやってくる幸福感にフォーカスしているのだ。

そんな彼らとのvoicyラジオ対談、フォローして聴いてほしい!

俺がなぜ、不便を楽しむような旅を勧めているのか?モンゴル騎馬隊、ミクロネシアの直径34mの無人島ジープ島、カナダ・ユーコン川キャンプ・・・「なにもないのにすべてある」と気づかされるからだ。「タビワライフ」の2人と話していると共感できることばかりだった。

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彼らが目指す「バンライフ」は、「幸せの感度を上げるため」と明確で夫婦の価値観が一致している。当たり前をつくらないように変化のある暮らしを続けているのだ。美味しい食事も温かいシャワーも当たり前ではない。手放せるものを手放し、心も身体も身軽になっているからできること。最低限必要なものはバンの中にあるが、たとえば洗濯など借りられるものは借りると割り切っている。それは、些細な日常に感動をつくること。すなわち感謝できる暮らしをつくることなのだ。

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変化のある暮らしをする「タビワライフ」大地&涼ちゃんの2人から目が離せない。半年後か1年後に再びvoicyラジオに出演してもらいたい。

 世の中で一番大切なもの、
 人間にとって最も大切なもの、
 それは『思い出』ではないか。
  中坊公平



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