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「生きてこられた証そのもの『時の名前』」

日本語は美しい!
今でも、ページを開く一冊の本がある。1年前に購入した、『時の名前』編集・文 三枝克之 写真 西 美都

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時が経つにつれ、価値が高まっていく、ロングセラーな本。長く愛される、こんな本が書きたいと思った。そしたら、一緒にウユニ塩湖を旅した隊員かよから、「ようこそドラマチックジャーニーへ」読了後、こんな嬉しい言葉をもらった。

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子どもが高校生くらいになったら読ませたいな〜。それで、大学生の間には旅に出てほしい。自分の人生をちゃんと自分で生きるために、隊長の言葉が世代を超えて伝わるといいな。かよ

俺が書いた4冊目の新著、「ようこそドラマチックジャーニーへ」は、まさに、58年の人生の集大成であり、生きてこられた証そのもの。
ベターじゃなくて、ベスト。最高傑作が書けたと思う。このコロナ禍の今、一人でも多くの人に手に取ってほしい。

この新著、息子を育てるように、じっくりと向き合って育てていきたい。

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ちょうど1年前に投稿した記事。

約7年前、2013年2月に南米ボリビア・ウユニ塩湖に行った、隊員みやこ 西 美都から久しぶりにメッセージがあった。
遅延トラブルが相次ぎ、10人の参加者が揃ったのは、なんと日本を発ってから4日目という、忘れられない旅だ。その後、一度だけ再会したが、この6年会っていない。

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2年取り組んで、ようやく形になった一冊を出版したという。
9月26日に角川書店より発売された『時の名前』。
ファトグラファーの美都(みやこ)は、全編、写真を担当した。
彼女にとって初めての出版になる。
ウユニ塩湖でみんなで撮影したJUMP写真も使われている。

 『時の名前』
 伝説の癒やし本『空の名前』シリーズ、23年ぶりの最新作誕生!
 美しい四季折々の写真と共に人生を彩る”時”を綴る
 究極のビジュアルブック。

俺が「本って子供のような存在だよね?」
って、書くと、みやこの言葉にハッとする。

  代表として本に名前はありますが、ウユニ塩湖のみんなを含め、
  これまで出会った方々から沢山の学びや思い、
  感動をもらって今日まで続けてこられたので、
  同制作のような気持ちです。なので子供であり、
  生きてこられた証そのものです。
  みやこ

「今」、俺は奇跡的に息子が産まれようとしている、そして、あと2年ちょっとで還暦を迎える。いつも以上に「時」を意識しているタイミングで、この本に出合えたのが嬉しい。
7年前のウユニの写真を見返して、この本を手に取ると、俺がいつも言っている「永遠の一瞬」がいくつもあった。

七五三、成人式のみやこがかわいい。
「感謝」って言葉が自然と浮かんでくる。

この本は、結婚、出産、誕生日・・・
そんな時に、最適の贈り物になると思う。
ひとり一人が、かけがえのない「時」を意識すれば世界は変わる、そんなふうに思えた。
生きてこられた証そのもの

みやこの言葉が、今の俺に刺さる。

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  「人は奇跡のような確率で生まれてきて、100%の確率で死ぬ。
  今この瞬間を丁寧に味わいながら生きないと、もったいないよね。」
    森沢明夫(小説家)


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