「自然と一つになった時を撮る/写真家 西 美都 」
その小さな一歩が
とんでもなく
でかい
武田双雲
今PCを開いて驚いた!
Facebookの「思い出」をチェックして、またしてもシンクロ!7年前の今日、隊員みやこの美しい文章と写真を2度に渡って紹介していたのだ。
「シンクロ!」って驚いたのは、昨日に引き続き、今日はみやことのvoicyラジオ対談をnoteとFacebookで書き込みしようとしていたからだ。
みやこと一緒に南米ボリビア・ウユニ塩湖に行ったのは、2013年の2月だった。その時の感情を素直にアウトプットしていることに、今、感謝したい。それを昨日のnoteに書き綴った。
対談では、みやこの写真の撮り方が変わった話が興味深い。それは、みやこの「心のありよう」が変化している証だから。人物、モノクロ中心から、ウユニ塩湖に行ってから、人物から対象が自然に、そしてカラフルになったという。
さらに、自然の色を自分の好きな真っ青な色や緑色に染めたような写真、つまり、自分の見たい自然・風景を撮っていたのが、ありのままを受入れて、自然な色合いを撮れるようになったらしい。それは会社勤めを辞めてフリーランスになったばかりの頃は承認欲求が強かったのが、ありのままの自分を受け入れたら余裕が生まれて、それが写真にも表れるようになったのだという。
そんな、みやこと話してたら、口にする言葉で現実を創り出しているように思えた。つまり、みやこの場合、美しい言葉、美しい文章、美しい写真となって表現されている。
「沖縄には自分にとって最低限必要なものがある!」
「自分にとって、心整うものを知ることが大事!!」
って、みやこの名言も飛び出したラジオ収録。
1人のアーティスト・みやことのvoicyラジオ対談、フォローして聴いてほしい。
『時の名前』の出版依頼(写真担当)をされて奮闘した2年間、みやこの隠れてた才能が開花したようにも感じる。出版の流れを聞いても、すべて必然とも思えた。
「いい加減」じゃなくて、「良い加減」になって、肩の力を抜いて、一日を丁寧に生きるみやこが、今後どんな写真を撮っていくのか楽しみだ。対談を終えて、一日一日、素敵な時を刻んでいきたいと思った。
ありがとう、みやこ。
最後に、みやこが写真担当で出版した本、『時の名前』より、抜粋して紹介したい。
撮影に追われる日々の中で、
一分一秒、朝夕、一日、季節、年中行事などを見つめていると、
それまで何気なく見過ごしていた小さなものごと、季節の移り変わり、
単に楽しんだり面倒くさがったりしていた慣習や行事の素晴らしさを知り、
わたしたちの生活はなんと豊かなものかと気づかされました。
そしてその時が、過去にも、未来にも、永遠にのびていく。
その壮大さに感動し、これからの日々を、
一分一秒を大切に生きていこうと思いました。
西 美都 『時の名前』あとがきより抜粋