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差別化できることは身近にたくさんあることを学んだ記事

同じ物流サービスを提供している者として、視座が上がるお話でした。


軽貨物と呼ばれる、よくAmazonなどの荷物を自宅に届けている四角い車の業界は、物流ではラストワンマイルと呼ばれています。

海や空、幹線道路を使った大規模輸送の最後にお客様のもとへ荷物を届けるからです。人間の体で言えば、毛細血管のようなものですね。

近年、ここをドローンが取って代わるのかといった話がよく話題になりますが、個人的には「共存」が正しいと思います。

思い水をマンションの玄関まで届けたりするのは人の手で。

離島など、人ではなかなかカバーしづらかったり、人でなくてもいい部分はドローンの手で。


話を軽貨物の話に戻します。

この記事で紹介されている企業のすごいところは、自社開発によって問題を解決しているところです。軽貨物業者の8割は、社員5名未満がほとんどなので、開発するよりも他のプレイヤーが作ったサービスを使うことがほとんどです。もっと言えば、単純に「労働時間を長くして頑張る」といったソリューションが未だに用いられやすいですし、コミュニケーションもメールやLINEではなく、電話がほとんどです。

その中にあって、システム開発を行い、そのサービス運用を社内に徹底して浸透させたのが見習うべき点だなと思いました。

こうしたちょっとした工夫が、物流の業界ではまだまだ大きな他社との差別化となり、人材の確保やサービル力の向上につながります。

私自身、知らぬ間に業界の風習に囚われていたなと痛感させられました。もっとクリエイティブに、本質から機能して物流事業を捉えていきたいと思います。



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