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今日と未来と、そして今。
「今日」という日は二度とやってこない。
「今日」という日は、また明日もやってくる。
この矛盾したふたつの言葉の意味も
それも当たり前のように理解し、知り得ることができる。
なぜならば、
「今日」という日とは
「今」を表す日単位の目安にすぎないのだから。
そして、
「今」という”時”は、
今現在を地に足着いて、しっかり踏ん張っているからこそ
感じることができる。
12年前の僕は、
その時の「今」をしっかり踏ん張った気がする。
そんな気がするのはきっと
「今」から起こり得ようとするすべての出来事をイメージし
そのイメージをリアルに感じ、
起こりうる出来事に対応できたからだと思う。
今日ははじまりの日。
これからやり得ることも
これから起こり得ることも
すべてが 自分自身の出来事なのだから
真正面から受け止める。
そう考えることがきっと
今の僕の礎になっているのだと思いたい。
未来をつくるということは、
過去ではなく「今」を動くことだと
12年経った今、強く思う。